「教育ICT」が17位にランク、35人学級の閣議決定で関心高まる<注目テーマ>
1 グローバルニッチ
2 半導体
3 電気自動車関連
4 パワー半導体
5 全固体電池
6 再生可能エネルギー
7 水素
8 半導体製造装置
9 2020年のIPO
10 半導体商社
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「教育ICT」が17位となっている。
政府は2日、「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案」を閣議決定した。同法案では、40年ぶりに公立小学校の学級編制の標準を現行の40人(小学1年生は35人に移行済み)から35人に引き下げるとし、21年度から5年間で段階的に進めるとしている。
萩生田光一文部科学大臣は同日の会見で、「情報通信技術(ICT)の活用と少人数学級を車の両輪として実施することで、一人一人に寄り添ったきめ細やかな指導が可能になる」と述べた。文科省が小中学生に1人1台パソコンを配備するなどとしたGIGAスクール構想を進めていることもあり、多様で質の高い教育を確保することを目的とした教育ICTの需要は更に増加しそうだ。
教育ICTの関連株としては、オンライン学習教材を手掛けるチエル<3933.T>やすららネット<3998.T>のほか、eラーニングを展開するクシム<2345.T>、教育ICT事業を行うグループ会社を持つバーチャレクス・ホールディングス<6193.T>、電子黒板や書画カメラの販売が好調なテクノホライゾン<6629.T>、GIGAスクール構想対応の各種ソリューションを提供する内田洋行<8057.T>などが挙げられる。
出所:MINKABU PRESS
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