Kudanが一時16%高、ユニシスとの協業及びシーオスへの出資を好材料視◇
今回の協業は、空間・物体認識ソフトウェア技術SLAM(自己位置推定と環境地図作成)やLiDAR(光検出と測距)などを用いたMaaS/自動運転や空間制御などに向けたサービスやソリューション創出の加速を図るのが狙い。「人工知覚技術」のパイオニアであるKudanと日本ユニシスが連携することで、日本ユニシスのMaaSやIoTを中心とした取り組みを加速させ、迅速なサービス開発・提供を実現するとしている。
またKudanは、シーオス(東京都渋谷区)に対して出資を完了したと発表しており、これも好材料視されている。シーオスは、幅広い業界に対してIoT、AI、ロボット等の活用によるロジスティクスのデジタル化を提供しており、今回の出資により、倉庫の完全自動化・無人化ソリューションの共同開発を行うのが狙いとしている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高1億8200万円、営業利益9500万円、純利益9000万円だった。なお、20年3月期通期業績予想は、売上高6億5000万円(前期比72.8%増)、営業利益2億1300万円(同73.8%増)、純利益2億1300万円(同2.1倍)の従来見通しを据え置いている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
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