【買い】日立ハイテクノロジーズ(8036):過去最高益の見通
電子デバイスシステムでは、世界トップシェア80%の「測長SEM(※)」、「プラズマエッチング装置」を主力製品とし、科学・医用システムでは、DNAシーケンサや電子顕微鏡、X線分析装置などを展開。
(※)測長SEM:半導体等のウェーハ上に形成された微細パターンの寸法計測用に専用化した装置。
また免疫治療に欠かせない検査・試薬を扱っており、合弁会社設立や事業提携など事業基盤の強化・拡充を進めています。
また安定した財務基盤を持ちながら成長分野について研究投資も活発に行っている企業です。
17/3期1-3四半期の業績は、売上収益は918億6700万円(前年同期比21.7%増)、EBITは226億500万円(前年同期比126.4%増)と急伸しました。
プロセス製造装置を展開する電子デバイスシステムでは、次世代先端プロセス投資やメモリー量産投資が堅調に推移していることに加え、サービス事業が好調であったことから大幅に増加しました。
需要増を受け、17/3期3Q決算発表時には、17/3期の見通しを上方修正しています。
売上収益は据え置きましたが、営業利益を12.9%、税引前利益を13.0%、純利益を9.9%それぞれ引き上げています。これで過去最高益の見通しとなりました。
続伸に期待したいと思います。