紙パル商、今期経常を一転7％減益に下方修正

　日本紙パルプ商事 <8032> が2月5日後場(13:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比6.2％減の84.5億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の130億円→100億円(前期は107億円)に23.1％下方修正し、一転して7.0％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の78.5億円→48.5億円(前年同期は54.1億円)に38.2％減額し、一転して10.4％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比10.2％減の33億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の2.6％→2.6％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース