■注目銘柄:【買い】三井物産㈱(8031)
三井不動産、三井銀行(現・三井住友銀行)と並ぶ「三井新御三家」の1つ。
1947年設立、本社所在地は東京都千代田区。
■注目理由
8月3日に決算を発表。
平成29年3月期第1四半期(4-6月)の業績は、前年同期比で売上高△20.5%、連結税引前利益は△43.9%となり、やや苦戦しているようだ。
一方でチャートを見ると、ボリンジャーバンドが拡張しながら+2σラインに沿って株価が上昇するバンドウォークが見られることから、さらなる値上がりが期待できるだろう。
一目均衡表を見ると短期の値動きを示す転換線が中期の値動きを示す基準線を上に抜ける好転が起きており、この点からも強気相場が続くと考えられる。
WTI原油先物価格は心理的節目である50ドルを越えて上昇しており、これを受けて米国株式市場ではシェブロンやエクソンモービルなど資源エネルギー関連株が全体相場をけん引するかたちで上昇。
東京市場にもこの流れが波及し、国際石油開発帝石、石油資源開発など資源開発関連および三井物産など総合商社株に買い優勢となった。(出典:2016年10月6日 Kabutanニュース)
10月12日終値時点で配当利回りは3.55%と日本株平均と比べても高く、割安感がある。
10月の投資を考える上で、同社に注目してみてはいかがだろうか。