タカラスタン後場急伸、前期予想上回る大幅増収増益で期末配当引き上げ

　タカラスタンダード＜7981.T＞が後場に入って急伸、一時前日比４９円高の７７２円まで上げ幅を広げた。
　きょう午後１時３０分に発表した前１４年３月期の連結決算は、売上高１８２７億６４００万円（前の期比１５．３％増）、営業利益１６６億３３００万円（同４５．８％増）と大幅増収増益で着地、好業績達成に伴い期末配当を従来予想の６円５０銭から７円に引き上げた。年間配当は１３円５０銭と前の期の１３円から５０銭増配になる。
　前期は消費税増税による駆け込み需要をにらんで商品力を強化、中・高級品を中心に販売が伸び、コスト削減も進んだことから、売り上げ、利益ともに計画を上回った。
　今１５年３月期は売上高１８７０億円（前期比２．３％増）、営業利益１７５億円（同５．２％増）を予想。消費税増税の反動が見込まれるものの、ショールームを活用した販促活動による需要の掘り起こしなどで業績拡大を図っていく。

タカラスタンの株価は１４時１０分現在７６５円（△４２円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）