リヒトラブ、前期経常を一転赤字に下方修正

　リヒトラブ <7975> [東証Ｓ] が4月4日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年2月期の連結経常損益を従来予想の2億2000万円の黒字→3000万円の赤字(前の期は4億0700万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1億2000万円の黒字→1億3000万円の赤字(前年同期は1億0200万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年２月期通期連結業績につきましては、売上高は新製品の積極的な投入に取り組んだものの、一部既存製品の需要回復が想定額に及ばず、見込んでいた前回予想数値を下回る見込みであります。また利益面につきましては、経費削減等積極的にコスト削減に努めましたが、売上高が予想に達しないことに加え、原材料の価格高騰及び急速な円安進行と運送費の高騰による輸入コストの上昇等が想定以上に進行したことや、コスト上昇分の販売価格への転嫁が当期に十分反映されなかったこと等により、前回予想数値を下回る見込みであります。　（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成されたものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。