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2024/07/29 - 信越ポリ(7970) の関連ニュース。■サンバイオ <4592> 1,041円 (+150円、+16.8%) ストップ高 サンバイオ <4592> [東証G]がストップ高。25日の取引終了後、主要開発品「SB623」を用いた慢性期脳梗塞の細胞治療に関する米国での特許について、15日に米特許商標庁から特許許可通知が発出され、成立したと発表した。これにより、米国でのSB623の慢性期脳梗塞治療に対する用途特許の期間を大幅に延長することができたという。米国での特許成立を材料視した買いが膨らんだ。■

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7970東証プライム

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前週末26日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2024/07/29 05:30

サンバイオ <4592>  1,041円 (+150円、+16.8%) ストップ高

 サンバイオ <4592> [東証G]がストップ高。25日の取引終了後、主要開発品「SB623」を用いた慢性期脳梗塞の細胞治療に関する米国での特許について、15日に米特許商標庁から特許許可通知が発出され、成立したと発表した。これにより、米国でのSB623の慢性期脳梗塞治療に対する用途特許の期間を大幅に延長することができたという。米国での特許成立を材料視した買いが膨らんだ。

信越ポリ <7970>  1,653円 (+206円、+14.2%)

 東証プライムの上昇率トップ。信越ポリマー <7970> [東証P]が3日ぶり急反騰。25日取引終了後、非開示だった25年3月期の業績見通しを発表、営業利益は前期比16%増の128億円と2ケタ成長を見込んでおり、これを評価する買いを引き寄せた。半導体ウエハー容器を主力とするが、半導体産業の過剰在庫の解消で需要が持ち直しているほか、電子デバイス事業も自動車向けが好調で収益に貢献した。好業績を背景に株主還元も強化する姿勢を示し、今期年間配当は前期実績に2円増配となる48円を計画、配当利回りは3%前後あり、インカムゲイン狙いの買いも誘導したようだ。

日野自 <7205>  453.4円 (+51.3円、+12.8%)

 東証プライムの上昇率2位。日野自動車 <7205> [東証P]が3日ぶり急反騰。同社は25日取引終了後、25年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比5.6倍の63億8300万円となり、通期計画の200億円に対する進捗率は31.9%となった。売上高は同10.5%増の4110億6000万円で着地した。出荷を再開した大型トラックの一部車型の販売が好調で、国内の売り上げ台数が増加。利益面では為替の円安効果などが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

富士通 <6702>  2,700円 (+264.5円、+10.9%)

 東証プライムの上昇率3位。富士通 <6702> [東証P]が5日ぶり急反騰。25日の取引終了後、25年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。営業損益は213億8700万円の黒字(前年同期は18億8000万円の赤字)と黒字に転じたほか、最終利益は前年同期比4.0倍の168億7600万円と大幅増益となった。業況を評価した買いが集まった。売上収益は前年同期比3.8%増の8300億3000万円だった。サービスソリューション事業では国内を中心にDX(デジタルトランスフォーメーション)やシステムのモダナイゼーション(近代化)に関連する商談が力強く伸長した。増収効果に加えて採算性も改善し利益を押し上げた。

野村総研 <4307>  4,661円 (+398円、+9.3%)

 東証プライムの上昇率4位。野村総合研究所 <4307> [東証P]が5日ぶり急反発。25日の取引終了後、25年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。売上収益は前年同期比6.5%増の1881億1000万円、最終利益は同28.8%増の221億6600万円となった。同社株は直近まで下落基調を強めていたが、堅調な業況を示したとあって買い戻しが優勢となったようだ。金融ITソリューション部門では銀行向けの開発・製品販売や運用サービスが好調だった。産業ITソリューション部門ではサービス業向けの案件の増加に加え、前年同期にあった海外事業での一時費用の影響がはく落したことも奏功。IT基盤サービス部門ではセキュリティー需要が増加し、全セグメントで増収。収益性が向上した。

石原ケミ <4462>  2,581円 (+168円、+7.0%)

 東証プライムの上昇率7位。石原ケミカル <4462> [東証P]が続急伸。25日場中に発表した4-6月期連結決算は売上高が前年同期比25.5%増の59億8000万円、営業利益が同2.2倍の8億800万円だった。生成AI向けなど一部の最先端半導体パッケージ向けで金属表面処理剤が堅調に推移。化成処理液自動管理装置の大口販売があったことも寄与した。これを評価した買いが続いた。

キヤノン <7751>  4,622円 (+289円、+6.7%)

 東証プライムの上昇率8位。キヤノン <7751> [東証P]が3日ぶり急反発。25日取引終了後、24年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の4350億円から4650億円(前期比24%増)に増額した。為替市場で円安が進行したことに伴う採算改善効果や、主力の複合機やカメラなどが好調で収益を押し上げる見通し。なお、売上高は4兆3500億円予想から4兆6000億円(前期比10%増)に増額し、これは07年12月期に記録した4兆4813億円を上回り、17期ぶりに過去最高更新となる見通し。これを好感される形で投資資金を呼び込んだ。

トクヤマ <4043>  2,906.5円 (+163.5円、+6.0%)

 東証プライムの上昇率9位。トクヤマ <4043> [東証P]が3日ぶり急反発。26日午前9時ごろに発表した第1四半期(4-6月)連結決算で、営業利益が75億200万円(前年同期比45.9%増)と大幅増益となったことが好感された。苛性ソーダの輸出数量の増加などがあった半面、半導体関連製品の販売が本格回復に至っていないことや、エクセルシャノンを前期第2四半期から連結から除外したことなどで売上高は825億2400万円(同2.8%減)と減収となった。ただ、苛性ソーダの輸出数量が増加したことや、石炭価格の下落による製造コストの改善などが寄与し大幅増益となった。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高3520億円(前期比2.9%増)、営業利益330億円(同28.7%増)の従来見通しを据え置いている。

ステップ <9795>  2,023円 (+111円、+5.8%)

 ステップ <9795> [東証P]が続急伸。同社は25日取引終了後、24年9月期第3四半期累計(23年10月-24年6月)の単独決算を発表。営業利益は前年同期比17.6%増の27億2900万円となり、通期計画の33億3800万円に対する進捗率は81.8%となった。売上高は同4.5%増の111億8200万円で着地。6月末時点の生徒数は前年同期比4.3%増、第3四半期累計期間の期中平均生徒数は同3.6%増の3万3314人となっている。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

太平洋工 <7250>  1,512円 (+83円、+5.8%)

 東証プライムの上昇率10位。太平洋工業 <7250> [東証P]が3日ぶり急反発。25日取引終了後、同社は25年3月期の業績予想修正を発表、営業利益は従来計画の110億円から115億円(前期比20%減)に増額した。人員調整や経費削減努力が奏功し採算が改善、為替の円安効果も収益押し上げに寄与している。PERが8倍前後でPBRが0.5倍前後と投資指標面で割安さが際立っていることも、投資資金の押し目買い意欲を喚起した。

キムラユニテ <9368>  1,645円 (+65円、+4.1%)

 キムラユニティー <9368> [東証S]が3日ぶり大幅反発。25日の取引終了後に発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高151億2600万円(前年同期比3.4%増)、営業利益11億9400万円(同42.3%増)、純利益8億8100万円(同11.2%増)と大幅増益となったことが好感された。主要顧客の工場稼働停止などの影響はあったものの、主要顧客からの受注量の増加などにより主力の物流サービス事業が好調に推移した。また、モビリティサービス事業におけるメンテナンス契約台数の増加や情報サービス事業における受注量の増加なども寄与した。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高630億円(前期比2.4%増)、営業利益44億円(同7.1%増)、純利益33億円(同4.1%増)の従来見通しを据え置いている。

アイスペース <9348>  614円 (+24円、+4.1%)

 アイスペース <9348> [東証G]が3日ぶり大幅反発。25日の取引終了後、欧州法人のispace EUROPEがルクセンブルクで独自に設計・製造を行ったマイクロローバー(小型月面探査車)について、フライトモデルの組み立てが完了したと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。今後、ルクセンブルクから日本へ輸送され、今年冬の打ち上げに向けて「HAKUTO-R」ミッション2のRESILIECEランダー(月着陸船)に搭載されるという。

中外薬 <4519>  6,264円 (+238円、+4.0%)

 中外製薬 <4519> [東証P]が大幅反発。25日の取引終了後、24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結決算を発表。売上収益は前年同期比4.6%減の5528億6000万円と減収となったものの、最終利益は同18.9%増の1862億6200万円となった。直近3ヵ月間となる4-6月期では売上高が同18.1%増、最終利益が同34.5%増と大幅な増収増益となっており、業況を好感した買いを集めたようだ。血友病治療薬「ヘムライブラ」の輸出が好調に推移し、収益を押し上げた。

Dガレージ <4819>  2,730円 (+103円、+3.9%)

 デジタルガレージ <4819> [東証P]が4日ぶり大幅反発。25日の取引終了後、アクティビスト(物言う株主)として知られる香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントがDガレージの株式を買い増していたことが明らかとなり、思惑視されたようだ。同日に関東財務局に提出された変更報告書によると、オアシスの保有割合は9.26%から12.50%に上昇した。報告義務発生日は7月23日。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」としている。

芙蓉リース <8424>  12,190円 (+450円、+3.8%)

 芙蓉総合リース <8424> [東証P]が3日ぶり大幅反発。26日午後2時ごろに4~6月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比2.6%増の1613億4700万円、純利益は同6.5%増の99億5200万円だった。主力のリースや割賦が伸び、全体の業績を押し上げた。通期で減益を見込んでいるため、第1四半期時点での増益がポジティブサプライズとなって買いを呼び込んだ。

三信電 <8150>  2,146円 (+75円、+3.6%)

 三信電気 <8150> [東証P]が3日ぶり大幅反発。25日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1-6月)連結業績について、売上高が従来予想の690億円から760億円(前年同期比2.3%増)へ、営業利益が14億円から21億円(同26.0%減)へ、純利益が7億円から10億円(同22.5%減)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。為替相場が円安基調で推移したことにより、主に半導体や電子部品の販売、技術サポートを展開しているデバイス事業の業績が計画を上回ったことが要因としている。

トーメンデバ <2737>  7,210円 (+240円、+3.4%)

 トーメンデバイス <2737> [東証P]が3日ぶり大幅反発。同社は26日午後1時ごろ、25年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比5.4%増の32億9500万円となり、通期計画の76億円に対する進捗率は43.4%となった。売上高は同17.0%増の1028億8600万円で着地。主要取扱製品であるメモリー半導体の価格が上昇基調だったことなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

PAコンサル <4071>  1,919円 (+62円、+3.3%)

 プラスアルファ・コンサルティング <4071> [東証P]が3日ぶり大幅反発。26日午前9時ごろ、統合型スクールマネジメントシステム「ヨリソル」において、従来の教育データの管理・分析といった教育ダッシュボードに加えて、新たにAIを活用した不登校予兆検知機能の提供を開始したと発表しており、好材料視された。新たに追加された機能は、深刻化する不登校問題の解決を目指して開発されたもの。過去不登校になってしまった不登校児童生徒の発言傾向やデジタルドリルの利用履歴などをテキストマイニングをはじめとする30種類以上のパターンで分析・深掘りすることで、出席日数など従来の校務系データだけでは見落とされていた潜在的な不登校リスクを早期に発見することが可能となったとしている。

富士電機 <6504>  8,121円 (+248円、+3.2%)

 富士電機 <6504> [東証P]が3日ぶり大幅反発。25日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、最終利益を765億円から805億円(前期比6.8%増)へ上方修正したことが好感された。保有する投資有価証券の一部を売却するのに伴い、第2四半期に投資有価証券売却益を特別利益として計上することが要因。なお、売上高1兆1140億円(同1.0%増)、営業利益1090億円(同2.8%増)は従来見通しを据え置いている。同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高2363億8700万円(前年同期比1.0%増)、営業利益172億5400万円(同17.7%増)、純利益114億7500万円(同6.7%減)だった。オートメーション分野や社会ソリューション分野、設備工事分野の需要増加によりインダストリー部門が伸長したほか、電動車(xEV)向けパワー半導体の需要拡大や為替影響により半導体部門が堅調だった。

極東開発 <7226>  2,544円 (+70円、+2.8%)

 極東開発工業 <7226> [東証P]が3日ぶり反発。25日の取引終了後、保有する投資有価証券の一部を売却するのに伴い、25年3月期第2四半期に投資有価証券売却益約19億円を特別利益として計上すると発表しており、好材料視された。なお、25年3月期通期業績予想にも織り込む予定としている。

ファーマF <2929>  1,103円 (+22円、+2.0%)

 ファーマフーズ <2929> [東証P]が3日ぶり反発。25日の取引終了後、24年7月期の連結業績予想について、営業利益を27億円から50億円(前期比38.5%増)へ、純利益を18億円から35億円(同13.6%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を10円から15円へ引き上げ年間配当予想を25円(前期22円)としたことが好感された。売上高は従来予想の641億円に対して620億円(同9.6%減)と下方修正したものの、ニューモ育毛剤などの既存製品とニューZなどの新製品への投資配分の最適化を図り、利益の最大化を進めたことが奏功し、利益は計画を上回る見通し。また、バイオメディカル事業で、田辺三菱製薬(大阪市中央区)と締結した自己免疫疾患を対象とした抗体医薬品に関するライセンス契約に基づき、所定のマイルストン収入を受け取ったことも寄与する。

バリューHR <6078>  1,456円 (+18円、+1.3%)

 バリューHR <6078> [東証P]が続伸。26日の午前中、東京海上日動火災保険(東京都千代田区)が提供する新商品「健康アシスト保険」における「受診勧奨プログラム」の開発・運営支援を開始したと発表しており、好材料視された。「健康アシスト保険」における「受診勧奨プログラム」とは、定期健康診断やがん検診において、従業員が生活習慣病・がんによるリスクが一定の基準に該当した場合に、バリューHRからメールや専門職による電話などで2次検査の受診勧奨を行い、疾病の早期発見・早期治療を促進するというもの。企業における人的資本経営や健康経営の推進を支援するのが狙いで、2次検査を受診した場合に、従業員に見舞金を支払うオプションも用意しているという。

ユーグレナ <2931>  525円 (+6円、+1.2%)

 ユーグレナ <2931> [東証P]が3日ぶり反発。26日午後2時、マレーシアでのバイオ燃料商業プラントの建設・運営プロジェクトについて、最終投資決定をすることを決議したと発表した。マレーシア国営石油のペトロナスとイタリアの石油大手エニのそれぞれの子会社との間で、合弁会社の設立・運営などについて定める株主間契約を8月中に締結する。海外事業の進展を好感した買いが入ったようだ。商業プラントは2028年下期までの稼働開始を目指す。年間65万トンの原料を処理し、最大で日産1万2500バレルのバイオジェット燃料や次世代バイオディーゼル燃料、バイオナフサなどを製造する。

メタウォータ <9551>  1,794円 (+18円、+1.0%)

 メタウォーター <9551> [東証P]が3日ぶり反発。25日取引終了後に4-6月期連結決算を発表し、売上高が250億1500万円(前年同期比18.2%増)、営業損益が20億6800万円の赤字(前年同期25億2200万円の赤字)だった。赤字幅が縮小したことが好感された。環境エンジニアリング事業や海外事業が順調に推移した。同社業績は官公庁向けの国内公共事業が大半を占めているため売り上げの計上が第4四半期に偏り、第1四半期の業績は低い水準となる傾向がある。なお、通期の増収・黒字見通しに変更はない。

※26日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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