―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の1月26日から27日の決算発表を経て30日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 AGP <9377>
23年3月期の連結経常利益を従来予想の2.3億円→4億円(前期は2.3億円)に68.1%上方修正し、増益率が0.8%増→69.5%増に拡大する見通しとなった。
★No.2 植松商会 <9914>
23年3月期の連結経常利益を従来予想の8000万円→9800万円(前期は8700万円)に22.5%上方修正し、一転して12.6%増益見通しとなった。ただ、通期の最終利益は従来予想の5400万円→3600万円(前期は5200万円)に33.3%下方修正し、一転して30.8%減益見通しとなった。
★No.3 田中化研 <4080>
23年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.4倍の23.9億円に急拡大し、通期計画の14億円に対する進捗率が170.9%とすでに上回り、さらに前年同期の70.9%も超えた。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<9377> AGP 東S +17.95 1/27 3Q 44.92
<9914> 植松商会 東S +11.98 1/27 3Q 28.57
<4080> 田中化研 東S +8.88 1/27 3Q 339.08
<9115> 明治海 東S +6.29 1/27 3Q -9.32
<7939> 研創 東S +5.83 1/27 3Q 27.33
<9029> ヒガシ21 東S +5.67 1/27 3Q 27.80
<9782> DMS 東S +4.25 1/27 3Q 29.52
<8383> 鳥取銀 東S +4.01 1/27 3Q 3.09
<9478> SEHI 東S +2.97 1/27 3Q -3.69
<4838> Sシャワー 東S +2.36 1/27 3Q -28.34
<6161> エスティック 東S +2.28 1/27 3Q 8.32
<1972> 三晃金 東S +2.06 1/27 3Q 43.80
<7477> ムラキ 東S +1.85 1/27 3Q 41.48
<4657> 環境管理 東S +1.70 1/27 上期 赤拡
<7175> 今村証券 東S +1.35 1/27 3Q -47.01
<9307> 杉村倉 東S +1.09 1/27 3Q -6.82
<5279> 日本興業 東S +0.85 1/27 3Q -24.71
<8699> HSHD 東S +0.08 1/27 3Q 49.02
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした30日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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