会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1800万円の赤字→1億1500万円の黒字(前年同期は4100万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、2.8倍増益計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
断熱材事業は、連結子会社・阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司において、期初業績予想時の想定為替レートに対して円安に進んだこと、また産業炉、異型成形品の販売が増加したことにより、売上高が計画を大きく上回る見込みとなりました。アーカイブ事業は、産業機器用光ドライブの販売において、物流停滞の不安から前倒し受注が続いている米国及び欧州向けが増加したことにより、売上高が計画を上回る見込みとなりました。インダストリアルソリューション事業は、光ディスク以外の媒体への移行が進んでいる影響、その他事業は計画の遅れにより、売上高が計画を下回る見込みとなりました。 以上のことから、セグメント売上については、断熱材事業では517百万円(内、円安の影響347百万円)増加、アーカイブ事業は287百万円増加、インダストリアルソリューション事業は15百万円減少、その他事業は46百万円減少する見込みとなりました。一方、セグメント利益については、売上高が計画値を大きく上回った断熱材事業では96百万円増加、アーカイブ事業は50百万円増加、売上高が計画値を下回ったインダストリアルソリューション事業では10百万円減少、その他事業は43百万円減少する見込みとなりました。 以上の結果、当初予想から売上高745百万円、営業利益102百万円、経常利益133百万円、親会社株主に帰属する当期純利益25百万円が増加する見通しとなりました。(注)上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後発生する様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
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