カーディナルはストップ高、東証が２４日から日々公表銘柄に指定も買い優勢

　カーディナル<7855.T>は、前週末比１５０円ストップ高の１０９９円まで買い進まれている。東証が２１日、カーディナル株を２４日から信用取引の日々公表銘柄に指定すると発表した。信用取引の規制強化に伴って、売買の自由度が制限されるとの見方があるなかで、きょうは買いが優勢となっている。

　１８日付の日本経済新聞が「セブン―イレブン・ジャパンやファミリーマートなど大手コンビニエンスストア５社は消費者が自分で会計するセルフレジを２０２５年までに国内全店舗に導入する」と報じたことから、ＲＦＩＤ（無線自動識別）システム関連の銘柄に思惑的な買いが入った。会員証などカード製造の専業大手のカーディナルも買いを集め、１８日から２０日まで３日連続ストップ高した。前週末２１日は利益確定の売りが出て反落したものの、きょうは買い人気が再燃している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）