東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり、値下がり銘柄数が拮抗。セクター別では、保険、石油石炭、水産農林、空運など17業種が上昇。一方、サービス、鉄鋼、精密機器、その他製品など15業種下落し、金属製品は変わらず。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、第一三共<4568>、花王<4452>、住友不<8830>が堅調だった半面、リクルートHD<6098>、バンナムHD<7832>、中外薬<4519>、ファナック<6954>が軟調だった。
米国市場はトランプ米大統領の対欧州連合(EU)関税引き上げ延期表明が好感され、主要株価指数は上昇した。また、5月の米消費者信頼感指数が市場予想を大きく上回ったことも相場を押し上げた。東京市場もこの流れを背景に買いが優勢となったほか、国内メディアが「日米関税交渉をめぐり、日本政府が米国政府に対し、エヌビディアの半導体製品を数十億ドル分購入する提案をしていることがわかった」と伝え、エヌビディア関連株である半導体などテック株にも値を上げる銘柄が増え、日経平均の上げ幅は一時450円を超えた。ただ、買い一巡後はじりじりと上げ幅を縮めるなど利益確定の売りが優勢となっている。
上値のめどとみられた200日移動平均線を突破し、節目の38000円を回復してきたことで利食いは入りやすかったとみられる。もっとも米国株高は予想されていたこともあり、買い一巡後は利食いが入りやすかったと考えられる。エヌビディアの決算が評価されるようだと、先物主導で再度38000円を意識したスタンスに向かわせる可能性はありそうだ。日米通商協議への思惑や3月期決算の配当支払いに伴う再投資による需給面での下支えが意識されやすいなか、押し目待ち狙いの買い意欲は強いだろう。
<CS>
この銘柄の最新ニュース
バンナムHDのニュース一覧- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日ぶり反発、アドバンテストやソフトバンクGが2銘柄で約116円分押し上げ 2025/12/17
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は3日ぶり反発、アドバンテストが1銘柄で約77円分押し上げ 2025/12/17
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅続落、ソフトバンクGが1銘柄で約57円分押し下げ 2025/12/16
- 後場に注目すべき3つのポイント~米株安が直撃し4万円台まで下落 2025/12/16
- 日経平均は続落、米株安が直撃し4万円台まで下落 2025/12/16
マーケットニュース
- シカゴ日経平均先物 大取終値比 150円高 (12月18日) (12/19)
- ダウ平均は5日ぶり反発 米CPIが予想外の伸び鈍化 マイクロンが大幅高=米国株概況 (12/19)
- 19日の株式相場見通し=反発、欧米株全面高が追い風も日銀会合の結果見極め (12/19)
- 【本日の見通し】日銀待ち 昨日米CPIは弱い結果も影響限定的 (12/19)
おすすめ条件でスクリーニング
バンダイナムコホールディングスの取引履歴を振り返りませんか?
バンダイナムコホールディングスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。