決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 良品計画、安川電、イオン (1月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の1月11日から12日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　松屋 <8237>
　24年2月期の連結経常利益を従来予想の17億円→23億円(前期は2.6億円)に35.3％上方修正し、増益率が6.5倍→8.8倍に拡大する見通しとなった。

★No.3　サーラ <2734>
　23年11月期の連結経常利益は前の期比8.5％減の78.7億円になったが、従来予想の63億円を上回って着地。

★No.4　ラクトＪ <3139>
　23年11月期の連結経常利益は前の期比9.2％減の28.4億円になったが、24年11月期は前期比19.4％増の34億円に拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3994> マネフォ 　　　東Ｐ 　 +16.84 　　1/12　本決算　　　　赤縮
<8237> 松屋 　　　　　東Ｐ 　 +16.16 　　1/12　　　3Q　　　　黒転
<2734> サーラ 　　　　東Ｐ 　 +12.58 　　1/12　本決算　　　　4.19
<3139> ラクトＪ 　　　東Ｐ 　 +12.24 　　1/12　本決算　　　 19.42
<3498> 霞ヶ関Ｃ 　　　東Ｐ 　 +11.33 　　1/12　　　1Q　　　 65.13

<3073> ＤＤグループ 　東Ｐ　　 +9.30 　　1/12　　　3Q　　 1839.82
<9278> ブックオフＧ 　東Ｐ　　 +8.45 　　1/12　　上期　　　　3.59
<9837> モリト 　　　　東Ｐ　　 +8.20 　　1/12　本決算　　　　1.05
<7725> インターアク 　東Ｐ　　 +7.52 　　1/12　　上期　　　-33.48
<3201> ニッケ 　　　　東Ｐ　　 +6.66 　　1/12　本決算　　　 -0.29

<2651> ローソン 　　　東Ｐ　　 +6.61 　　1/12　　　3Q　　　 43.94
<8923> トーセイ 　　　東Ｐ　　 +5.13 　　1/12　本決算　　　　7.77
<8200> リンガハット 　東Ｐ　　 +5.09 　　1/12　　　3Q　　　　黒転
<9765> オオバ 　　　　東Ｐ　　 +5.08 　　1/12　　上期　　　 26.43
<8185> チヨダ 　　　　東Ｐ　　 +5.01 　　1/12　　　3Q　　　　黒転

<7730> マニー 　　　　東Ｐ　　 +3.22 　　1/12　　　1Q　　　 35.31
<2462> ライク 　　　　東Ｐ　　 +3.19 　　1/12　　上期　　　-10.53
<2930> 北の達人 　　　東Ｐ　　 +2.76 　　1/12　　　3Q　　　 48.38
<2153> Ｅ・ＪＨＤ 　　東Ｐ　　 +1.61 　　1/12　　上期　　　　赤拡
<8267> イオン 　　　　東Ｐ　　 +1.29 　　1/12　　　3Q　　　 23.76

<7453> 良品計画 　　　東Ｐ　　 +0.79 　　1/12　　　1Q　　　161.64
<6058> ベクトル 　　　東Ｐ　　 +0.78 　　1/12　　　3Q　　　-32.46
<6506> 安川電 　　　　東Ｐ　　 +0.46 　　1/12　　　3Q　　　 -5.17
<3387> クリレスＨＤ 　東Ｐ　　 +0.35 　　1/12　　　3Q　　　 -0.77
<3048> ビックカメラ 　東Ｐ　　 +0.07 　　1/12　　　1Q　　　 57.55

<4577> ダイト 　　　　東Ｐ　　 +0.05 　　1/12　　上期　　　-15.92
<3501> 住江織 　　　　東Ｐ　　 +0.04 　　1/12　　上期　　 1043.92

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース