東京株式(前引け)=米株安も円安進行を追い風に反発
きょう前場の東京株式市場は、朝方は売り買いを交錯させていたが、次第に買い優勢となり、前引け段階で2万2000円台を回復した。前日の米国株市場でNYダウが急反落となったものの、外国為替市場で1ドル=107円台後半の推移と円安に振れ、これが輸出株を中心に買い安心感につながった。前場中ごろには伸び悩む場面もあったが、株価指数先物への買いが裁定買いを誘発し、前引けにかけて水準を切り上げた。
個別では任天堂<7974.T>が堅調、ブイ・テクノロジー<7717.T>は大幅高。トヨタ自動車<7203.T>がしっかりとなったほか、東京エレクトロン<8035.T>、キーエンス<6861.T>なども買い優勢だった。ショーワ<7274.T>、フィックスターズ<3687.T>が値を飛ばし、ヤマシンフィルタ<6240.T>も大幅高。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが冴えず、三菱商事<8058.T>も軟調。フィールズ<2767.T>が急落したほか、大日本住友製薬<4506.T>も値を下げた。モリ工業<5464.T>、ソースネクスト<4344.T>も安い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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