東京株式(前引け)=小幅反発、閑散相場のなかもやや買い優勢
きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場が方向感に乏しい動きとなったことや、きょうは米国や英国、中国などの海外市場が休場ということもあって、市場参加者不足なかで売買手控えムードが強い。ただ、外国為替市場で1ドル=111円30~40銭近辺の推移と取引時間中はやや円安含みに推移したことから、下値に対しても抵抗力を発揮した。前場の売買代金は9000億円強と1兆円を大幅に下回る閑散商状だった。
個別では任天堂<7974.T>が断トツの商いをこなし続伸、ブイ・テクノロジー<7717.T>も高い。エムアップ<3661.T>が連日の急騰をみせるほか、エイチ・アイ・エス<9603.T>も商いを集め大幅高となった。ブレインパッド<3655.T>、サイバーエージェント<4751.T>が買われ、新日本電工<5563.T>も物色人気に。半面、ソフトバンクグループ<9984.T>は軟調、新日鉄住金<5401.T>も冴えない動き。オリンパス<7733.T>、JR九州<9142.T>も売りに押された。新日本無線<6911.T>が急落、ハニーズホールディングス<2792.T>、ニッケ<3201.T>も売られた。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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