東京株式(前引け)=小反落、前日までの急騰の反動でやや売り優勢
きょう前場の東京株式市場は、やや売りに押される展開となった。外国為替市場で1ドル=113円台で推移するなど円安は追い風材料ながら、日経平均株価は前日までの急騰の反動で利益確定の売りが表面化し上値が重い。下値では買いが厚く下げ幅も限定的となっている。個別には好業績銘柄に対する注目度が高く、企業の決算発表に絡み明暗を分ける展開となっている。
個別ではソニー<6758.T>が堅調、ブイ・テクノロジー<7717.T>も買い優勢。ローム<6963.T>、村田製作所<6981.T>もしっかり。マネーパートナーズグループ<8732.T>、アイ・エス・ビー<9702.T>が値を飛ばし、サニックス<4651.T>はストップ高。ゼンリン<9474.T>も大幅高に買われた。半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が軟調、東京エレクトロン<8035.T>も利益確定売りに押された。enish<3667.T>が大幅安となったほか、日本海洋掘削<1606.T>、IDOM<7599.T>なども値を下げた。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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