東京株式(前引け)=売買代金低調ななか小幅マイナス圏で着地
きょう前場の東京株式市場は、様子見ムードのなかやや売り物に押される展開で、日経平均は小幅安で推移した。市場参加者不足のなかで下値を売り込む動きは見られなかったが、為替が1ドル=117円台前半で円高含みに推移するなか、主力株中心に上値の重い展開を強いられている。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はともに900前半で拮抗している状況。売買代金は大きく減少し前場で7000億円台にとどまった。
個別では任天堂<7974.T>が売買代金トップで大幅高となったほか、ディー・エヌ・エー<2432.T>も堅調。ブイ・テクノロジー<7717.T>もしっかり。三桜工業<6584.T>が急伸、GMOペイメントゲートウェイ<3769.T>、TOWA<6315.T>も値を飛ばした。半面、トヨタ自動車<7203.T>が冴えず、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも軟調。ジャパンディスプレイ<6740.T>が大きく売られ、スカラ<4845.T>は値下がり率でトップに売り込まれた。太陽誘電<6976.T>、東洋ゴム工業<5105.T>なども安い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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