ダイイチ、今期経常を18％上方修正、配当も4円増額

　ダイイチ <7643> [東証Ｓ] が8月10日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。23年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の15億円→17.7億円(前期は19.2億円)に17.8％上方修正し、減益率が21.7％減→7.8％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常利益も従来予想の4.5億円→7.2億円(前年同期は10.5億円)に58.8％増額し、減益率が57.0％減→31.7％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の21円→25円(前期は20円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　予想策定時におきましては、新型コロナウィルス感染症の長期化および食料品価格・エネルギー価格の高騰等の影響が、当社の売上高および収益に対する相当な下押し圧力になることを見込んでおりました。　しかしながら、当社の各種営業推進施策や経費削減努力等により、上記の下押し圧力を大きく抑制でき、当社業況が堅調推移していることを踏まえ、通期の業績予想を上方修正することといたしました。

　　当社は、2023年７月11日をもちまして設立65周年を迎えました。　これもひとえにお客様や株主の皆様をはじめ、関係各位の温かいご支援の賜物と心より感謝申し上げます。　つきましては、株主の皆様の日頃のご支援に対し感謝の意を表すため、2023年９月期期末配当について、普通配当に加え１株につき４円の記念配当を実施する方針を決議いたしました。　この結果、普通配当と合わせた年間配当は、１株当たり25円となります。　なお、本件につきましては、2023年12月開催予定の第69期定時株主総会に付議する予定です。（注）本資料は、現時点において入手可能な情報に基づき合理的に作成したものでありますが、今後さまざまな要因によって変動する可能性があることをご承知おきください。