「外食」が25位にランクイン、7月の外食産業は売り上げ伸び鈍化も前年比プラスを維持<注目テーマ>
1 円高メリット
2 半導体
3 防災
4 ディフェンシブ
5 バイオテクノロジー関連
6 台風対策
7 好配当
8 エヌビディア関連
9 人工知能
10 データセンター
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「外食」が25位にランクインしている。
日本フードサービス協会(東京都港区)が26日に7月度の外食売上高を発表したことが同テーマへの関心を高めるのに一役かったようだ。会員社を対象とした7月度の全店ベースの売上高は前年同月比4.3%増となり、6月度の12.4%増から伸びは鈍化したものの32カ月連続で前年実績を上回った。同協会によると、前年より土・日が1日ずつ少なく、前年同様の記録的な猛暑により一部で外出を控える傾向も見られたものの、首都圏では夕立に見舞われたターミナル駅の店舗で雨宿り需要がみられたほか、7月26日開幕のパリ五輪で一部業態の持ち帰り需要が伸びたという。また、円安による訪日外国人需要も引き続き売り上げを押し上げ、継続する物価高騰に対応した値ごろ感のある商品への支持も続いているとしている。
総じて堅調を維持している外食市場だが、実質消費支出は減少傾向にあるなかでの伸び率鈍化は気になるところであり、引き続き月次動向などに注目する必要がありそうだ。なお、この日の関連銘柄の動きは、目立った動きは少ないものの、カカクコム<2371.T>、ぐるなび<2440.T>が堅調。東和フードサービス<3329.T>、力の源ホールディングス<3561.T>、コロワイド<7616.T>なども高い。
出所:MINKABU PRESS
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