―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から22日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ギフトＨＤ <9279>
23年10月期の連結経常利益は前の期比0.7％減の24.2億円になったが、従来予想の20.8億円を上回って着地。
★No.2 Ｔ－ＢＡＳＥ <3415>
24年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比4.9倍の5.8億円に急拡大し、通期計画の11億円に対する進捗率は前年同期の44.5％を上回る53.0％に達した。
★No.3 リンクユー <4446>
24年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比40.5％増の1.1億円に拡大し、通期計画の3.3億円に対する進捗率は35.4％に達したものの、4年平均の52.6％を下回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<9279> ギフトＨＤ 東Ｐ +18.93 12/15 本決算 13.04
<3415> Ｔ－ＢＡＳＥ 東Ｐ +11.52 12/15 3Q 394.07
<4446> リンクユー 東Ｐ +9.70 12/15 1Q 40.48
<3391> ツルハＨＤ 東Ｐ +7.97 12/19 上期 10.84
<6905> コーセル 東Ｐ +3.39 12/20 上期 112.22
<7605> フジコーポ 東Ｐ +2.74 12/15 本決算 1.39
<9603> ＨＩＳ 東Ｐ +2.30 12/15 本決算 397.93
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした22日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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