前年同期はコロナ禍によって発生した期ズレ物件の納入や大型物件の新規獲得、コロナ特需などに加え厚生労働省向けの一過性売上もあり14.2%の大幅増収であった。当期の主力のコア市場はその影響を大きく受け5.3%の減収となったが、更新予定物件の確実な受注と新規物件の獲得は順調に推移している。また、周辺市場、海外市場は前期の影響が少なく各々3.6%、32.6%の増収と順調に推移している。なお、前期に発生した厚生労働省向けの一過性売上及び収益認識に関する会計基準の変更の特殊要因を除くと、売上高は前年同期比0.4%の減収とほぼ前年並みの売上であった。
生産は、昨年来のコンテナ不足に端を発する船賃高騰および航海スケジュールの不安定な状況は継続しており、航空便を含めた物流体制の多様化による納期短縮と安定供給に取り組むことで、ユーザーへの影響の最小化を図った。また先物為替の予約を行い影響の低減を図ったものの急激な円安進行を受けた結果、当第3四半期連結累計期間の売上高総利益率は、前年同期比1.3ポイント減の44.7%となった。
2022年8月期通期については、売上高が前期比0.8%増の177.00億円、営業利益が同3.8%減の50.13億円、経常利益が同4.1%減の50.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.5%増の37.00億円とする4月4日に公表した連結業績予想を据え置いている。なお、対前期増減率は収益認識に関する会計基準等適用前の各数値と比較している。
同社では、当第4四半期には、例年よりも更新物件数が見込まれており、売上は回復基調にあるとしている。
<ST>
この銘柄の最新ニュース
ナガイレーベのニュース一覧- 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ 2025/01/09
- 自己株式の取得状況に関するお知らせ 2025/01/06
- 【↓】日経平均 大引け| 4日ぶり反落、前週末の反動で4万円割れ (12月30日) 2024/12/30
- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … 高島屋、Jフロント、しまむら (12月20日~26日発表分) 2024/12/28
- 決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … クスリアオキ、平和堂、ナガイレーベ (12月26日発表分) 2024/12/27
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
ナガイレーベンの取引履歴を振り返りませんか?
ナガイレーベンの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。