佐鳥電機が続急伸、車載向け外資系電子部品など好調で第１四半期営業利益は３．８倍

　佐鳥電機<7420.T>が続急伸している。４日の取引終了後に発表した第１四半期（６～８月）連結決算が、売上高２８９億４８００万円（前年同期比１１．６％増）、営業利益２億２００万円（同３．８倍）、純利益１億３３００万円（同３．０倍）と大幅増益だったことが好感されている。

　仕入先の販売方針転換による同社主要事業領域からの製品撤退や金融情報端末の販売減があったものの、パソコンおよび車載向け外資系電子部品や太陽光発電用パワーコンディショナーの販売が増加したことが業績を牽引。また、ハードディスクドライブ製品の新規販売なども寄与した。

　なお、１９年５月期通期業績予想は、売上高１２３０億円（前期比６．６％増）、営業利益１１億円（同２．８倍）、純利益７億円（同３．２倍）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS