佐鳥電機は大幅反落、１９年５月期営業利益２．８倍見込みも市場予想を下回る

　佐鳥電機<7420.T>は大幅反落。前週末１３日の取引終了後に発表した１９年５月期の連結業績予想は、売上高１２３０億円（前期比６．６％増）、営業利益１１億円（同２．８倍）、純利益７億円（同３．２倍）を見込み、年間配当は前期比４円増の３８円を予定しているが、営業利益で１３億円強を見込んでいた市場予想を下回ることが嫌気されているようだ。

　今期は、前期にノートパソコン用電子部品や車載向け電子部品の販売増があった主力のデバイスソリューション事業で、自動車、産業などの成長マーケットへの取り組みをグローバルに展開することで売上高を拡大させる見通し。また、同じく前期に産業機器向けサーバや半導体製造装置用制御機器が伸長したシステムソリューション事業で収益性の向上を図り、大幅増益を見込む。

　なお、１８年５月期決算は、売上高１１５３億７０００万円（前の期比６．８％増）、営業利益３億９８００万円（同４３．６％減）、純利益２億２０００万円（同１．２％減）だった。

出所：minkabuPRESS