―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月15日から16日の決算発表を経て17日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 AB&C <9251>
22年10月期第1四半期(21年11月-22年1月)の連結最終利益は前年同期比44.8%減の1.1億円に落ち込み、通期計画の13.8億円に対する進捗率は8.4%にとどまり、さらに前年同期の22.3%も下回った。
▲No.5 MICS化学 <7899>
22年4月期の連結経常利益を従来予想の5400万円→1400万円(前期は5600万円)に74.1%下方修正し、減益率が3.6%減→75.0%減に拡大する見通しとなった。
▲No.7 モロゾフ <2217>
22年1月期の経常利益(非連結)は前の期比2.5倍の21.2億円に拡大したが、23年1月期は前期比3.6%減の20.5億円に減る見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<9251> AB&C 東M -15.49 3/16 1Q -47.24
<4880> セルソース 東M -14.63 3/16 1Q 35.56
<7131> のむら産業 JQ -3.75 3/16 1Q -
<7379> サーキュ 東M -3.23 3/16 上期 -
<7899> MICS化学 JQ -1.63 3/16 3Q -15.69
<4431> スマレジ 東M -0.52 3/16 3Q 3.55
<2217> モロゾフ 東1 -0.10 3/16 本決算 -3.57
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした17日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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