一時ストップ高。26日にソニーグループ<6758>のソニーと資本業務提携契約を締結すると発表したことが引き続き買い材料視されている。サイネージ関連事業やAIを利用した人体の態度検知関連事業で人材交流や技術交流をし、共同で事業化に向けた検討を段階的に進めることを目指す。また、ソニーにニューラルポケット株69万株を割り当てて約6.62億円を調達し、AIエンジニアなどの人件費を主とする研究開発費に充てる。
<9348> ispace 1017 -173
大幅に4日続落。東証が制限値幅の下限を1200円に拡大している。上限は通常通り300円。基準値段は1190円で、ストップ高は1490円、ストップ安は1円。ispaceは26日に予定していた民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1のランダー(月着陸船)の着陸確認完了が困難と判断したと発表してから売り優勢で推移しており、下値を模索する展開になっているようだ。
<3814> アルファクス 457 +8
一時ストップ高を付け、年初来高値を更新している。中国のオリオンスターテクノロジー(OSR)社製の配膳・案内ロボットに関し、双日<2768>と国内での外食市場向け独占販売契約を締結することで合意したと発表している。双日はOSR社の日本総販売代理店。今後、両社が共同してOSR社製配膳・案内ロボットの販促活動を強化する。また、双日が取り扱う他のAIロボット製品全般についても外食業界向けの普及などに注力する。
<5253> カバー 1584 +139
一時ストップ高。23年3月期の営業利益予想を従来の21.69億円から34.00億円(前期実績18.55億円)に上方修正している。大規模イベントでの配信チケット販売やライセンス商品の販売などが事前の需要予測を超えて好調だったため。大規模イベント全体のコスト削減も奏効したほか、ライセンス/タイアップサービスは利益率が高いことから全体の利益水準も改善したとしている。
<4417> グローバルセキュ 4965 +260
大幅に8日ぶり反発。24年3月期の営業利益予想を前期比47.3%増の10.85億円と発表している。中堅・中小企業のサイバーセキュリティニーズやIT企業・SIerのセキュリティ教育ニーズが引き続き旺盛に推移すると見込む。同時に発表した23年3月期の営業利益は、67.4%増の7.36億円で着地した。セキュリティソリューションサービスが伸長したことに加え、セキュリティ教育ニーズの高まりなどが利益押し上げに貢献した。
<7326> SBIインシュ 946 +38
大幅に3日ぶり反発。23年3月期の経常利益予想を従来の60.00億円から63.08億円(前期実績59.25億円)に上方修正している。生命保険事業の保有契約件数が伸長したことに加え、損害保険事業や少額短期保険事業などの保有契約件数も堅調に増加したため。また、法人税及び住民税等が当初見込みに比べて減少したことから、純利益予想も9.50億円から12.40億円(同8.91億円)に引き上げた。 <ST>
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