ＫＹＢが水準切り上げる、ショックアブソーバーが海外で好調

　ＫＹＢ<7242.T>がじりじりと水準を切り上げている。ここ同社を含めて自動車部品株の水準訂正が続いている。自動車販売の好調に加えて、為替の円安傾向が味方しており、ＰＥＲやＰＢＲなど指標面で割安な銘柄が多いことも上値指向を支えている。その中で同社株はトヨタ系で自動車用ショックアブソーバーなどを主力としており、好環境を享受している。ショックアブソーバーは海外が高水準に推移、また、もう一つの収益の柱である建機用シリンダーやポンプは、公共投資拡大の流れのなかで国内需要が好調。ＰＥＲ１１倍弱、ＰＢＲが０．８倍で買い安心感が強い。

ＫＹＢの株価は１４時００分現在５０８円（△７円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）