(-0.16%)の5555.74で取引を終了した。企業の決算発表を控え様子見気配が強まり、まちまちで寄り付いた。さらに、今週発表が予定されている重要インフレや経済指標待ちの調整も続き、終日売り買いが交錯する中、好決算や利下げ期待を受けた根強い買いが支え底堅く推移したが、終盤にかけ相場は下落に転じ終了。
米国株安や為替の円高推移を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は朝方切り返すなど底堅い動きも見られたが、円高加速を受けて、後場一段安の展開に。75日移動平均線が位置する39100円水準まで押し下げられた。プライム市場の9割超の銘柄が下落する全面安となったなか、引き続き月末の日米中銀会合を前に積極的な買いは手控えられ、売買代金は4兆円を割り込んだ。
大引けの日経平均は前日比439.54円安(-1.11%)の39154.85円となった。東証プライム市場の売買高は16億4730万株。売買代金は3兆8657億円。全業種が下落するなか、海運業、電気・ガス業、証券・商品先物取引業、空運業、不動産業の下げが目立った。東証プライム市場の値上がり銘柄は7%、対して値下がり銘柄は91%となっている。
日経平均採用銘柄では、低調な第1四半期決算が嫌気されて三菱自動車<7211>が大幅安となったほか、円高加速が嫌気されていすゞ<7202>、マツダ<7261>、SUBARU<7270>、日産自<7201>、スズキ<7269>と自動車株の一角が売られた。また、長期金利の指標となる10年物国債利回りが1.07%まで上昇したことから住友不動産<8830>、東急不動産HD<3289>など不動産株の一角も弱い。このほか、住友化学<4005>、アマダ<6113>、日立建機<6305>、シャープ<6753>が売られた。
一方、第1四半期営業利益が市場予想を上振れたことからニデック<6594>が買われた。このほか、中外製薬<4519>、スクリーンHD<7735>、HOYA<7741>、あおぞら銀行<
8304>、第一三共<4568>などが上昇。日経平均採用銘柄で上昇したのは10銘柄のみとなった。
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