ユニバンスは小動き、９月中間期業績予想を上方修正も織り込み済みとの見方強い

　ユニバンス<7254.T>は小動き。８日の取引終了後、第２四半期累計（４～９月）連結業績見通しについて、売上高を従来予想の３１０億円から３２０億円（前年同期比横ばい）へ、営業利益を同１億円から４億円（同５５．０％減）へ、純利益を同６０００万円から１億円（同９３．３％減）へそれぞれ上方修正したが、株価には織り込み済みとの見方が強い。北米やアジアでの自動車生産拡大を背景に四輪駆動装置などの販売好調で売上高が想定を上回ることに加えて、海外子会社における現地通貨安の影響が見込まれることが要因としている。なお、１５年３月期通期業績予想は売上高６５２億円（前期比０．９％増）、営業利益１０億円（同３１．６％減）、純利益５億円（同６９．８％減）の従来予想を据え置いている。
　なお、同時に発表した、第１四半期（４～６月）決算は、売上高１５８億２３００万円（前年同期比３．１％増）、営業利益２億１００万円（同５６．５％減）、純利益１億５５００万円（同８５．２％減）だった。

ユニバンスの株価は９時３８分現在３２７円（▼１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）