トピー、非開示だった上期経常は黒字浮上、上期配当も20円実施

　トピー工業 <7231> [東証Ｐ] が9月27日大引け後(17:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった23年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結経常損益が23億円の黒字(前年同期は15.8億円の赤字)に浮上する見通しと発表した。

　同時に、従来無配としていた今期の上期配当を20円(前年同期は無配)実施するとし、下期配当は従来計画の70円→50円に修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年３月期第２四半期（累計）連結業績につきましては、半導体等の部品不足や中国でのロックダウン等の影響による国内自動車生産台数の減少や発電燃料である石炭価格の上昇等の影響があるものの、原材料やエネルギー等のコストに見合った販売価格の適正化や堅調な建設機械用足回り部品及び鉱山向け超大型ホイールの需要の捕捉等を進めたことに加え、構造改革等によるコスト改善により、売上高、利益ともに前年同期から大きく回復し、2023年３月期の通期連結業績予想数値の達成に向けて順調に推移する見通しとなりました。　なお、2023年３月期の通期連結業績予想につきましては、2022年５月11日に公表した数値から変更はございません。

　　当社は、連結業績に応じた株主の皆様への利益還元と今後の事業展開及び企業体質強化に向けた内部留保の充実を利益配分に関する基本方針としておりますが、安定的な配当継続にも十分な考慮を払ったうえで剰余金の配当を決定いたします。　上記の基本方針や業績予想を総合的に勘案し、2023年３月期の中間配当金及び期末配当金につきましては、業績見通し及び配当性向等を踏まえ、中間配当金を1株当たり20円と予定し、期末配当金予想を1株当たり50円といたします。※上記の予想は本資料の発行日現在において入手可能な情報に基づき作成したものです。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。