宅配大手の相次ぐ料金値上げが伝えられています。今後の株価や業績に対する影響も注目されるところですね。これに関連して、SMBC日興証券はSGホールディングス<9143>の投資評価を開始しています。1/16付け「OpeningBell」にそのレポートが掲載されていますので、ご紹介しますね。
まず同レポートでは、『弊社はSGホールディングス(以下「同社」)を投資評価「1」、今後6~12ヵ月の目標株価3,000円でカバレッジを開始する。宅配便の運賃是正による利益成長が当面継続するとみる。過度に数量を追わずに、荷物の入れ替え(収益性を重視する荷物選別)を進める同社の戦略は利益成長に直結しやすいと弊社ではみており、前向きに評価したい』と伝えています。
今後に関しては、『宅配便の単価是正とそれに伴う単価効果が利益成長を牽引すると予想する。弊社では同社の宅配便単価(17/3期実績511円)を18/3期:542円→19/3期560円→20/3期573円と予想する。17/3期→20/3期にかけての単価上昇額(62円)と取扱個数約12億個に鑑みると、グロスの値上げ効果が大きいことが認識できよう。人手不足等を背景とした「宅配クライシス」を受けた、業界全体の値上げ機運の高まりが、同社にとっても追い風となろう』との見解を述べています。
これらを踏まえて、SMBC日興証券では、同社の投資評価を「1」、目標株価を3,000円としてカバレッジを開始しています。
その他にも、EIZO<6737>や日信工業<7230>などの投資評価変更のレポートが掲載されていますので、詳しくは1/16付けの「OpeningBell」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
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