東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が900を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、建設、証券商品先物、鉱業、銀行など24業種が上昇。一方、倉庫運輸、サービス、海運、不動産など9業種が下落した、指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、ダイキン<6367>、信越化<4063>、京セラ<6971>が軟調だった。
4日の米国市場は、前週末にナスダック指数とS&P500種指数が過去最高値更新していただけに、目先の利益を確保する売りが広がり、主要株価指数は下落した。日経平均も前日に史上初の4万円を突破したことから、これまで相場を引っ張ってきた半導体株を中心に利食い優勢となった。日経平均の下げ幅は一時250円を超えたが、東エレクがプラスに転じるなど押し目買い意欲は強く、後場の日経平均は概ね4万円を上回っての推移となった。
生成人工知能(AI)関連企業の将来性に対する期待感は根強く、日本株の年初からの好パフォーマンスを見て、海外勢による日本株再評価の動きも継続していると考えられる。下値は限定的で、全般は底堅い展開が続いている。一方、米国では5日、スーパーチューズデー(大統領選挙の集会集中日)、バー米連邦準備制度理事会(FRB)副議長の発言機会が予定されているほか、2月のISM非製造業景気指数が発表されるなど、重要イベントが控える。短期的に売られる局面に対しては、押し目狙いのスタンスになりそうだ。
<CS>
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