■注目銘柄:【買い】トヨタ自動車㈱(7203)
TOPIX Core30の構成銘柄の一つである。
■注目理由
2月6日に決算を発表。
平成29年3月期第3四半期(平成28年4月1日~平成28年12月31日)の業績は、売上高△6.0%、税引前四半期純利益△28.1%で減収減益に着地。
しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の1兆9000億円→2兆700億円(前期は2兆9833億円)に8.9%上方修正、減益率が△36.3%→△30.6%に縮小する見通しとなっており好調だ。
上記決算に関して、営業利益は為替影響が2050億円の押し下げ要因となり前年同期比△39.3%の4385億円に着地、通期見通しは1兆7000億円から1兆8500億円に上方修正したものの、コンセンサスは3Qで4520億円程度、通期で2兆円程度とみられており、これを下回る内容となった。
これが嫌気されたほか足もとの円高進行が重なり、利益確定売りが優勢となっている。(出典:2017年2月7日 フィスコ)
しかしながら、12月16日の7215円を天井に下落傾向が続いていたことから乖離率が大きくマイナスになっており、そろそろリバウンドする可能性もある。
また2月7日終値時点でPERは11.27倍となっており、過去の株価および業種平均と比べて割安感がある。
これからの投資を考える上で、同社に注目してみてはいかがだろうか。