5月31日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は574.84ドル高(+1.51%)の38686.32ドル、ナスダックは2.06ポイント安(-0.01%)の16735.02、S&P500は42.03ポイント高(+0.80%)の5277.51で取引を終了。4月コアPCE価格指数が予想通りとなったため年内の利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。ダウは終日堅調に推移し、月末での調整、指数の入れ替えなどが影響し終盤にかけ上げ幅を拡大した。一方、ナスダックは半導体セクターでの利益確定売りに押され大きく下落に転じたあと下げ幅を縮小し、まちまちで終了。
米国株が高安まちまちだったものの、東京市場は買い優勢で取引を開始した。金融株が引き続き買われたことなどから日経平均はじりじりと上げ幅を拡大し、一時3
9000円台に乗せた。ただ、39000円より上を買い上げる投資家は引き続き不在のため、買い一巡後は上げ幅を縮小した。
日経平均採用銘柄では、目立った材料は観測されていないが、足元年初来安値を更新していた住友ファーマ<4506>が引き続き買われたほか、一部レポートが材料視されて大成建設<1801>、メルカリ<4385>が上昇。また、シャープ<6753>が堺にAI向けデータセンタ拠点を構築と伝わったことで買われた。このほか、大和証G<8601>、東京海上<8766>、MS&AD<8725>、コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186>
など金融株の上げが目立った。
一方、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>、SUMCO<3436>など半導体関連の一角が弱いほか、古河電工<5801>、フジクラ<5803>と電線関連も売られた。このほか、ニデック<6594>、レゾナック<4004>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>がさえない。
業種別では、保険業、証券・商品先物取引業、鉱業、石油・石炭製品、海運業などが上昇した一方、電気・ガス業、金属製品、医薬品、非鉄金属、空運業の5セクターのみ下落した。
日経平均は、25日移動平均線を上回ったが、75日移動平均線が位置する38960円水準で上値が重くなっている。一方、TOPIXは、3月27日以来(取引時間ベース)となる2800ポイント台に一時乗せた。足元、銀行や保険株の上昇が目立っていることから、3月22日の年初来高値2813.22ポイント(終値ベース)が迫ってきた。前場安かったトヨタ自がほかの自動車株同様しっかりの展開となれば、後場、TOPIXの動向に注目が集まろう。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
コンコルディのニュース一覧- 前日に動いた銘柄 part1 QPS研究所、三越伊勢丹、レーザーテックなど 2024/10/01
- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は急反落、東エレクとファーストリテの2銘柄で約380円押し下げ 2024/09/30
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅安、東エレクとファーストリテの2銘柄で約341円押し下げ 2024/09/30
- 日経平均30日前引け=3日ぶり反落、1849円安の3万7980円 2024/09/30
- 10時の日経平均は1758円安の3万8071円、東エレクが174.57円押し下げ 2024/09/30
#日経平均 の最新ニュース
マーケットニュース
- 10時の日経平均は569円安の3万8082円、ファストリが127.84円押し下げ (10/02)
- <注目銘柄>=JPHD、事業環境に追い風 (10/02)
- 雨風太陽がストップ高人気、地方婚活支援事業を開始し業容拡大への期待高まる (10/02)
- イクヨがS高、中国大手建機メーカーとEV建設機械に関する合弁会社始動へ (10/02)
コンコルディア・フィナンシャルグループの取引履歴を振り返りませんか?
コンコルディア・フィナンシャルグループの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。