ディーリング銘柄として注目
9月の始値は966円。9月26日(木)は1089円で引けました。1100円台の壁は厚そう.値動きは数%ですが、大きなロットの小幅鞘取りディーリング銘柄として注目。高値追いは避けることが賢明。
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8月30日(金)の終値は968円。
大きく下げてきましたが、この押し目は短期ディーリング銘柄としては9月は注目したい。
引き続き、大きな値幅が動くことは想定していませんが、小幅であれば9月は鞘が抜ける可能性は高い銘柄として取り上げさせていただきます。
「トピックス」
郵政グループ全体が大きく売られており、ゆうちょ銀行も同様。投信の不適切販売が発覚しており、今後の影響に注意。あくまでも売却前提の短期ディーリングに留めたい。
「ディーリング判断」
9月の株価予想レンジは920円から1040円位の値幅を想定したい。
突っ込みは買い、吹き値で売り、小幅な鞘取狙い。
配当利回り5.14%の下支えがありますが上値を追うのではなく、押しを待ちたい。
「投資方針」
短期ディーリングと割り切りが肝心。
レンジは狭いため短期決済のロット勝負の信用取引向き。
資金は短期ディーリング銘柄用と大化け期待銘柄用に分け、戦略も銘柄もそれに合わせていくことがお薦めです。
短期の鞘取りについて一部誤解している方もいらっしゃるようですので、注意事項として触れておきます.
短期の鞘取りとは1日や1週間で数%の利益を取る(鞘を抜く)ために買って売って、損益を確定していくことを指します。買って売っての鞘が小さく、1%でも2%でも利益は利益です。小幅な鞘取りを目的とした売買です。勿論、ロスカットもこまめにすることが求められます。
短期鞘取りで買うということは、すぐに売るということを前提とした買いです。いわゆるトレーディングの目的です。値動きがあれば対象は幅広くあります。今回の買いはこのケースに当てはまります。
一方、大きな値幅取りとは20%や50%、2倍3倍などの大きな利益を確定していくことを指します。
こちらの買いは保有を前提とした買いです。厳選して今買うべき対象を厳密に選ぶ必要があります。そうでないと、保有すればするほど下がる銘柄と上がる銘柄どっちを保有するかによりどんどん格差が生じてしまうからです。
この大きな値幅取りの時に仕手株には手を出さないことが大切です。仕手株は保有を続けると損をしてしまう株だからです。
短期ディーリングと大きな値幅取りは売買の仕方も、銘柄も、保有期間も、売買の頻度も、大きく異なりますので、この二つは区別することが重要です。
資金も銘柄も分けることがお薦めです。