しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の10億円→17億円(前期は44.5億円)に70.0%上方修正し、減益率が77.5%減→61.8%減に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の16.5億円の赤字→9.5億円の赤字(前年同期は12.1億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。
同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比63.4%増の12.2億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.8%→9.2%に大幅改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
災害による損失を特別損失に計上したこと及び最近の業績等を踏まえて、2019年3月期の通期連結業績予想の見直しを行っております。売上高は、主に為替レートが想定レートより円安基調で推移していること等から、前回発表予想を上回る見込みであります。利益面につきましては、営業外支出として外貨建て売掛債権に対する為替差損の計上を想定していますが、各種コストダウンに努めたこと等により、業績改善が見込まれることから、営業利益、経常利益は、いずれも前回発表予想を上回る見込みであります。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、1.に記載の災害による損失を特別損失として計上したため、前回発表予想を据え置いております。
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