決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … マクビープラ、ギグワークス、スキヤキ (6月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の6月11日から12日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　オーエムツー <7614>
　21年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比80.8％増の5.4億円に拡大し、通期計画の12.7億円に対する進捗率は43.0％に達し、5年平均の25.4％も上回った。

★No.2　スキヤキ <3995>
　21年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の3600万円に急拡大し、通期計画の5700万円に対する進捗率は63.2％に達したものの、前年同期の72.0％を下回った。

★No.3　ウエスコＨＤ <6091>
　20年7月期第3四半期累計(19年8月-20年4月)の連結経常利益は前年同期比52.2％増の14億円に拡大し、通期計画の8.3億円に対する進捗率が169.8％とすでに上回り、さらに5年平均の110.3％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7614> オーエムツー 　ＪＱ 　 +18.54 　　6/12　　　1Q　　　 80.79
<3995> スキヤキ 　　　東Ｍ 　 +14.66 　　6/12　　　1Q　　　100.00
<6091> ウエスコＨＤ 　東２ 　 +13.07 　　6/12　　　3Q　　　 52.16
<8927> 明豊エンタ 　　ＪＱ　　 +8.74 　　6/12　　　3Q　　　572.58
<7095> マクビープラ 　東Ｍ　　 +6.25 　　6/12　本決算　　　　　－

<2375> ギグワークス 　東２　　 +2.26 　　6/12　　上期　　　 -5.30
<7683> ＷＡ 　　　　　東Ｍ　　 +0.84 　　6/12　　　1Q　　　　　－
<7265> エイケン工業 　ＪＱ　　 +0.78 　　6/12　　上期　　　-36.33

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース