タレントエージェンシー&オープンイノベーション事業の売上高は23.48億円、セグメント利益は6.06億円となった。タレントエージェンシーサービスは、スタートアップ・成長企業の資金調達額の増加を背景とした人材需要の高まりにより、求人ニーズが高水準で推移するとともに、新規取引の引き合いも強い状況が継続した。このような中、採用ニーズの強い企業や経営幹部・エンジニアなどの需要の高いポジションの支援強化や採用ニーズの高いクライアントの採用をより強力に支援する採用支援サービスの営業強化が功を奏し、売上高は21.56億円となった。オープンイノベーションサービスは、新規事業創出や既存事業変革、既存オペレーションのDX化に対して優先度高く向き合う大手企業の予算は底堅く推移している中、「Public Affairs」やスタートアップ企業の資金調達を支援する「資金調達支援」等の営業強化により、売上高は1.91億円となった。
ベンチャーキャピタル事業について、当年度においては2社に投資を実行している。ただし、設立初年度であり、管理費用のみが発生していることから、セグメント損失は0.04億円となった。なお、当セグメントには、子会社であるフォースタートアップスキャピタル、及び同社を通じて新たに組成したフォースタートアップス1号投資事業有限責任組合が含まれている。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比19.2%増 の28.00億円、営業利益が同5.4%減の5.70億円、経常利益が同6.0%減の5.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.3%減の4.00億円を見込んでいる。
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