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2024/11/13 - フォースタ(7089) の関連ニュース。 Agenda志水雄一郎氏:フォースタートアップス代表取締役社長の志水でございます。本日はご参集いただきまして、誠にありがとうございます。ただいまより、2025年3月期第2四半期の決算説明会を開催します。本日のアジェンダは、スライドに記載のとおりです。2025年3月期上期(2Q)決算 エグゼクティブサマリー

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【QAあり】フォースタートアップス、上期売上高は前年比5.5%増にとどまるも、タレントエージェンシーの受注及び採用が順調

投稿:2024/11/13 11:00

Agenda

志水雄一郎氏:フォースタートアップス代表取締役社長の志水でございます。本日はご参集いただきまして、誠にありがとうございます。ただいまより、2025年3月期第2四半期の決算説明会を開催します。

本日のアジェンダは、スライドに記載のとおりです。

2025年3月期上期(2Q)決算 エグゼクティブサマリー

2025年3月期上期の決算概要をご説明します。まずはエグゼクティブサマリーです。

結果として、上期は増収減益で着地しました。人材紹介売上の計上タイミングが例年より少し後ろにずれたため、前年同期比約5パーセントの増収にとどまっています。しかしながら、受注高は計画どおりに進捗し、通期経営計画に対しては順調に推移しました。こちらについては後ほど詳しくご説明します。

上期の売上高は前年同期比プラス5.5パーセントの16億9,800万円、営業利益は前年同期比マイナス48.6パーセントの1億5,600万円で着地しました。上期の受注高は、前年同期比プラス12.2パーセント成長の20億9,300万円となっています。

また、当社は採用の純増を重要指標としていますが、社員数は前期末比でプラス26名増員し、220名という体制になっています。

業績予想に対する進捗率

業績予想に対する進捗率をご紹介します。売上高は、人材紹介売上の計上タイミングのズレがあり、現在の進捗率は41パーセントにとどまっています。

段階利益は、上期偏重のコスト体制となっており、そのような中で今後下期に利益率が回復していく見込みです。したがって、この部分はご安心いただければと思っています。

上期営業利益ー前期比較

上期の営業利益の前期比較です。タレントエージェンシーの売上計上タイミングのズレが売上総利益に影響しており、売上総利益の増加分が比較的高くない水準で推移しています。しかし、その他販管費の増加を従前より抑制していました。

また、本社移転に伴う一時的な費用に関して1億円を計上していますが、下期はさらに下がっていく見込みです。

全社(連結)|売上高ー四半期推移

全社連結売上高の推移です。第2四半期はタレントエージェンシーの売上高が前年同期比で減少していますが、こちらは先ほどお伝えしたように、売上計上時期が想定より後ろにズレているためです。しかし、ズレた分はすべて今期中の売上になる予定ですので、今期業績への課題にはならないと踏んでいます。

コンサルティングサービスに関しては、一時的なニーズの一服感があり減収となっています。ただし、直近で受注が複数入ってきていますので、通期では前期水準並みの着地を見込んでいます。

全社(連結)|受注高ー四半期推移

全社連結受注高の推移です。人材紹介サービス、オープンイノベーションはともに計画どおりに着地しました。

人材紹介サービスは前年比で11パーセント以上成長しており、利益の源泉であり根幹事業であるタレントエージェンシーがしっかりと伸びていることが当社にとってプラスであると考えています。

人材紹介売上高ー要因分析

人材紹介売上高の要因分析です。スライド左側の図には、受注と売上の定義を示しています。求職者の選考プロセスにおいて内定承諾をいただくと、当社の計上方法では受注計上となります。そして、求職者が入社に至ると、当社においては売上高計上となります。

スライド右側の表には、上期の人材紹介受注高のうち、上期の売上高として計上された割合を示しています。前年同期の実績では、上期に受注されたものが上期の売上高として計上された割合は66パーセントとなっています。

当期計画においても約65パーセントを見込んでいましたが、今回の実績は約55パーセントで推移している状況です。この原因に関しては、次のスライドでご説明します。

タレントエージェンシー|売上高構成要素

第2四半期の売上高構成を見ると、紹介件数には第3四半期以降に売上、受注されたものが移っています。したがって、件数は171件での着地となり減少しています。しかしながら、単価は過去最高の400万円まで拡大している状況です。

単価が400万円となるポイントについてご説明します。決定年収比率1,000万円以上が過去最大値の31.6パーセントまで成長しております。内部のデータで見ると、年収が高い層ほど入社タイミングが少し後ろにズレていることがわかっています。

したがってこの部分が、第2四半期の売上高が若干減少したことに影響を及ぼしていると考えています。

全社(連結)|社員数推移

社員数の推移です。10月31日時点の第3四半期末の社員数は、226名を見込んでいます。基幹事業であるタレントエージェンシーの採用は順調で、その他部門で一部ビハインドがある状況です。

あらためて、しっかりと採用計画に追いつき、コミットしていきたいと考えています。

オフィス移転関連

11月11日にオフィスを移転します。今までは「泉ガーデンタワー」にオフィスを構えていましたが、11月11日からは「麻布台ヒルズ 森JPタワー」になります。

移転に際して、資金借入を実行しました。借入金額は5億7,000万円、借入期間は5年、資金使途はオフィス設営工事・什器購入資金となっています。

第3四半期以降に計上される費用は、固定資産とならない什器・消耗品および引越し費用のみとなっており、当初予算の範囲内に収まる見込みです。しっかりとコストコントロールをしながら、今回のオフィス移転を実行できたと考えています。

今後の見通しー外部環境

今後の外部環境の見通しについてご説明します。

スライド左の図には資金調達額の速報値を記載していますが、資金調達額は回復傾向にあると考えています。1月から6月は若干マイナスであったものの、7月から9月は前年同期比プラス約20パーセントで推移しています。

また、1月から9月の累計でも前年同期比プラスに転換していますので、今後スタートアップ企業の採用ニーズにもこの資金調達が連動することを考えれば、当社としてはプラスであると考えています。

全社(連結)|2025年3月期通期計画

2025年3月期の通期計画についてです。タレントエージェンシーの受注および採用活動が順調に推移していることから、業績予想の修正はありません。高い利益水準を達成できるよう、今後も努力していきます。

タレントエージェンシー|ヒューマンキャピタリスト表彰

事業トピックスをご紹介します。タレントエージェンシーについては、ヒューマンキャピタリストが高い実績を上げています。

パーソルキャリアが主催する「doda X HeadHunter of the Year 2024」にて2名が個人受賞し、当社も法人賞を受賞しました。こちらの2名は大手企業から業界未経験で転職され、入社後2年未満での受賞に至っています。

今期は、来期の計画を達成するため育成にコミットしています。それらがこのようなパフォーマンスに繋がったと考えていますので、引き続き育成にコミットした体制をとっていきたいと考えています。

オープンイノベーション|GRIC2024 Produced by for Startups, Inc.

オープンイノベーションのトピックです。11月12日から14日まで「GRIC2024」を開催します。こちらは国内外のエコシステムビルダーが一堂に集うカンファレンスとなっており、現時点での参加者数は7,000名を超えています。

GRIC2024|SESSION

「GRIC2024」では複数のセッションが行われ、大型カンファレンスに成長しています。今回は、楽天グループの三木谷さんやサントリーホールディングスの新浪さんなど、各界の著名人がご登壇されます。

12日と13日はオンラインで、最終日の14日は「渋谷ヒカリエ」での開催となるため、お時間のある方はぜひご参加いただければと思います。日本の未来と世界のイノベーションの姿が垣間見られると考えています。

質疑応答:新規事業開発の進捗について

「社長が管掌されている新規事業開発の進捗はいかがでしょうか?」というご質問です。

前提として、今期より副社長にフロント事業全体を任せているため、社長である私は新規事業の開発を担当することになっています。この場で開示できる情報は現時点でありませんが、今は複数のワーキンググループを実際に組成し、検討している段階です。

今回進めようと思っている内容は、自社のリソースのみで小さく始めるものではなく、パートナー企業とともに新たな事業を大きく生み出す方針で検討しているため、一定の時間を要しています。発表できる段階になれば、みなさまにしっかり開示したいと考えています。

質疑応答:タレントエージェンシーのトピックスについて

「タレントエージェンシーに関して、さらなるトピックスがあれば教えてください」というご質問です。

タレントエージェンシーが来期さらに大きく飛躍するために必要なこととして、今期は「採用と育成」を掲げています。基幹事業であるタレントエージェンシーの成長は、大きな利益と付加価値を生み出します。したがって、全社的に同事業の成長にコミットしています。

その中で、採用・育成ならびに今回のオフィス移転によって、来期の成長をしっかり捉えていくことにコミットしています。

また、自社集客を増やす取り組みを進めています。これに関しては、新たなPRとして募集や宣伝に取り組んでいます。さらに、Pre-IPOのみならず、当社の支援によりPost-IPOへ移行したチームなどの支援を強化する部分にもコミットしています。

このようにさまざまな取り組みを行い、継続的にしっかり成長できる基幹事業であるタレントエージェンシーのNo.1ブランド組成のために、今後も努力していきたいと考えています。

質疑応答:採用計画の進捗について

「中長期的な成長ドライバーはヒューマンキャピタリストの採用と認識しています。採用は順調とのことでしたが、2025年3月期末時点での250名の計画について、現時点での達成見込みを教えてください」というご質問です。

タレントエージェンシー本部の採用は順調に、ほかの部門は若干ビハインドで推移していますが、足元では採用活動がしっかりと進捗しており、目標達成を目指していきたいと考えていますので、ご安心いただければと思います。

配信元: ログミーファイナンス

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