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2024/11/15 - カーブスHD(7085) の関連ニュース。~女性専用サービスで圧倒的な違いを作り、高付加価値化も推進~【ポイント】・カーブスの成長余地は大きい。団塊の世代が後期高齢者ゾーンに入ってくる。団塊ジュニア世代も50代に入って、健康増進が重要になってくる。カーブスFC店の会員はまだ増えよう。メンズ・カーブスの出店も来期から拡大しよう。次の新業態の開発も進もう。・今2025年8月期もピーク利益の更新が続こう。会員の増加に加えて、会員向け物販(ウルトラプロテインやヘルシービューティ)の新製品が寄与を高めていることによる。2023年12月に定期購入の新商品を投入し、好調に推移している。・会員数の回復に向けたマーケティング

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【IRアナリストレポート】カーブスホールディングス(7085)

著者:鈴木 行生
投稿:2024/11/15 15:09

~女性専用サービスで圧倒的な違いを作り、高付加価値化も推進~

【ポイント】
・カーブスの成長余地は大きい。団塊の世代が後期高齢者ゾーンに入ってくる。団塊ジュニア世代も50代に入って、健康増進が重要になってくる。カーブスFC店の会員はまだ増えよう。メンズ・カーブスの出店も来期から拡大しよう。次の新業態の開発も進もう。

・今2025年8月期もピーク利益の更新が続こう。会員の増加に加えて、会員向け物販(ウルトラプロテインやヘルシービューティ)の新製品が寄与を高めていることによる。2023年12月に定期購入の新商品を投入し、好調に推移している。

・会員数の回復に向けたマーケティングが成果を上げ、費用の効率化も進んでいる。従来のシニア層(65歳以上)に加えて、当社でいうヤング層(50~64歳)の増加がウエイトを高めている。業界では、エニタイムフィットネスやちょこざっぷが店舗と会員を増やしているが、客層が全く異なるので影響は出ていない。インストラクター付という点もシニア層には向いている。

・出退店も見直しが進み、既に純増に転じている。過去のピークは2020年8月期の2020店であったが、いずれ抜いてこよう。メンズ・カーブスも加わってくる。海外では、欧州でFC拡大に向けて、新しいビジネスモデルのトライアルが始まっている。

・カーブスジャパンは、スマートエイジングの共同研究を多面的に行っている。カーブスのサーキットトレーニングを行うことが、認知機能や活力を向上させる。今後も、身体、社会、精神の健康に及ばす影響を検証しつつ、カーブスのよさをアピールしていく。

・事業の多様化も含めて、会員数を中長期的に100万人以上に拡大できよう。会員向け定期購入型新商品の販売も好調である。売上高営業利益率をコロナ前の水準(18~19%)に戻す方針で、早晩視野に入ってこよう。

・今後5ヵ年の財務目標では、ROICで15%(2024年8月期12.0%)を目指す。パイはかなり大きくなるので、成長は十分期待できる。会員数と業績の拡大ピッチに注目したい。

目次
1.特色 女性専用フィットネスがキャッシュカウ
2.強み 米国カーブス総本部の買収後、スピンオフで分離独立
3.中期経営方針 健康延伸に向けてビジネスモデルが進化
4.当面の業績 会員数の回復が進展、物販も順調
5.企業評価 新たな会員の獲得に向けて

カーブスホールディングス <7085>
企業レーティング
株価
(2024年11月14日)
772円
時価総額 725億円
(93.857百万株)
PBR 3.66倍
ROE 20.7%
PER 17.7倍
配当利回り 2.2%
総資産 41374百万円
純資産 19409百万円
自己資本比率 46.9%
BPS 210.8円
(百万円、円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 EPS 配当
2018.8 27937 5095 5293 3488 37.4 32.0
2019.8 28036 5436 5242 3706 39.5 31.8
2020.8 25082 1167 1165 764 8.7 5.0
2021.8 24681 1622 1716 1129 12.0 5.0
2022.8 27509 2742 3311 2247 24.2 7.0
2023.8 30022 3851 3841 2551 27.7 10.0
2024.8 35465 5458 5472 3566 38.8 15.0
2025.8(予) 38000 6300 6250 4000 43.5 17.0
2026.8(予) 42000 7500 7500 4800 52.1 20.0

(2024.8ベース)

(注)ROE、PER、配当利回りは直近予想ベース。2020年2月末にコシダカHDよりスピンオフし、同年3月に上場。2019.8期以前のEPS、配当は修正ベース。(予)はアナリスト予想。

企業レーティングの定義:当該企業の、(1)経営者の経営力、(2)事業の成長力・持続力、(3)業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。

レポート全文はこちらから
https://www.belletk.com/ka%2dbusu202411.pdf
 
(開示)日本ベル投資研究所は、当社株式1000株を中長期的に所有している。〔アナリストレポートの原則についてはこちら〕〕

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配信元: みんかぶ株式コラム

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