ＡＨＣ、上期経常は黒字浮上で上振れ着地、今期配当を10円に修正

　ＡＨＣグループ <7083> [東証Ｇ] が7月12日大引け後(15:00)に決算を発表。24年11月期第2四半期累計(23年12月-24年5月)の連結経常損益は9700万円の黒字(前年同期は8200万円の赤字)に浮上し、従来予想の100万円の黒字を上回って着地。
　通期計画の1億0700万円に対する進捗率は90.7％となった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益は前年同期比93.4％減の1000万円に大きく落ち込む計算になる。

　同時に、従来無配としていた期末一括配当は10円(前期は無配)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(2Q)の連結経常損益は7900万円の黒字(前年同期は900万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.3％→4.4％に急改善した。

株探ニュース