<動意株・19日>(大引け)=東洋合成、ラクス、リッジアイなど
ラクス<3923.T>=4日ぶり急反発。18日の取引終了後に12月度の月次売上高を発表。全社売上高は前年同月比43.2%増の34億4500万円と大幅な増収基調を続けており、これが好感されているようだ。なお、成長柱のクラウド事業の売上高は同49.2%増の29億4100万円となった。
Ridge-i<5572.T>=5日ぶり大幅反発。午前10時ごろ、デジタル庁が三菱総合研究所<3636.T>に委託している「テクノロジーマップの整備に向けた調査研究(アナログ規制の見直しに向けた技術実証等)」における技術実証事業者として採択されたと発表。これが買い手掛かりとなっている。同実証で検討する対象業務は「ふ卵機の温度管理」「ふ卵機へ投入する種卵数判断」「ひなの健康状態判別」。この3つの業務において、現場業務の遠隔化や判断業務の自動化の実証を行い、技能・経験を有する者の遠隔での業務実施や技術代替の実現性を検証する。
モンスターラボホールディングス<5255.T>=商い伴い急伸。午前10時ごろ、コンサルティング会社のPwCコンサルティング(東京都千代田区)と業務提携を開始すると発表。これが材料視されているようだ。提携では、日本国内と世界各地の日系企業を中心としたデジタルトランスフォーメーション(DX)やクラウドトランスフォーメーションの支援を行う。アジャイル型のコンサルティングサービスを協働で提供するという。
大平洋金属<5541.T>=5日ぶり大幅反発。18日の取引終了後、投資有価証券売却益として10億9900万円を24年3月期第4四半期(1~3月)に特別利益として計上すると発表。業績の上振れを期待した買いが入ったようだ。政策保有株式の見直しと財務体質の強化及び資産の効率化を図るため、上場有価証券1銘柄を売却した。通期の業績に与える影響については他の要因も含め、修正が必要と判断される場合には速やかに開示するとした。
AHCグループ<7083.T>=ストップ高。18日取引終了後に23年11月期連結決算を発表し、売上高は前の期比20.6%増の59億1500万円、営業損益は前の期実績(2億1500万円の赤字)から2000万円の黒字に転換して着地した。続く今24年11月期も好調な見通しを示したことから、好感した買いが膨らんでいる。前期は主力の福祉事業で利用者や入居者の新規獲得や利用回数の増加に注力したほか、共同生活援助(グループホーム)事業所を新規に4事業所開設した。今期の売上高は前期比6.8%増の63億1500万円、営業利益は同5.9倍の1億2000万円の見通し。配当予想は引き続き無配とした。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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