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2022/08/31 - アンビスHD(7071) の関連ニュース。■タムラ <6768> 742円 (+27円、+3.8%) タムラ製作所 <6768> [東証P]が大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が29日付で投資判断「ホールド」を継続し、目標株価を600円から690円へ引き上げたことが好材料視された。同証券では、電子部品や電子化学材料における原材料価格の高騰に対する価格改定の浸透などにより、今来期の業績回復の確度は高まっていると評価。足もとの業況を踏まえ、23年3月期の営業利益予想を27億円から32億円へ、24年3月期を同39億円から42

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前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2022/08/31 05:30

タムラ <6768>  742円 (+27円、+3.8%)

 タムラ製作所 <6768> [東証P]が大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が29日付で投資判断「ホールド」を継続し、目標株価を600円から690円へ引き上げたことが好材料視された。同証券では、電子部品や電子化学材料における原材料価格の高騰に対する価格改定の浸透などにより、今来期の業績回復の確度は高まっていると評価。足もとの業況を踏まえ、23年3月期の営業利益予想を27億円から32億円へ、24年3月期を同39億円から42億円へ引き上げた。

アンビスHD <7071>  5,540円 (+200円、+3.8%)

 アンビスホールディングス <7071> [東証S]が大幅反発。東京証券取引所が29日の取引終了後、同社株を30日付で貸借銘柄に選定すると発表しており、株式流動性の向上による売買活性化への期待から買いが入ったようだ。また、日本証券金融も30日約定分から同社株を貸借銘柄に追加している。

アスクル <2678>  1,842円 (+62円、+3.5%)

 アスクル <2678> [東証P]が大幅高で3日ぶりに反発。29日の取引終了後に発表した8月度(7月21日~8月20日)の月次業績で単体売上高が前年同月比8.1%増となり、3ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視された。主力のBtoB事業は同12.5%増となった。前年同月に比べて平日と土曜日が1日多かったことに加えて、7月27日に新アスクルWebサイトの一部機能を先行リリースしたことが寄与したもよう。ソロエルアリーナサイトがオープン化され、外部検索サイトから商品詳細ページなどに直接訪問が可能になり、買い回りの拡大などの効果が徐々に表れてきているという。なお、LOHACO事業は前期の大型販促の反動から同14.5%減となった。

小糸製 <7276>  4,715円 (+145円、+3.2%)

 小糸製作所 <7276> [東証P]が大幅高で3日ぶりに反発。29日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的という。効力発生日は10月1日。

レオパレス <8848>  335円 (+9円、+2.8%)

 レオパレス21 <8848> [東証P]が反発。29日の取引終了後、電気自動車(EV)充電インフラを提供するTerra Motors(東京都港区、テラモーターズ)と提携を開始し、賃貸住宅へのEV充電スポット設置を推進すると発表しており、これが好感された。レオパレスが管理する賃貸住宅に対して、テラモーターズのEV充電インフラ「Terra Charge」の導入を進めるという。入居者に対してはEV充電ができる環境を提供することにより、EV購入の契機となることやEVユーザーの利便性向上を目指すとしている。一方、賃貸住宅のオーナーに対しては、EV充電が可能な住宅及び月極駐車場として、空室対策や資産価値向上に寄与するとしている。

オークマ <6103>  5,230円 (+130円、+2.6%)

 オークマ <6103> [東証P]が3日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が29日付で、投資判断「オーバーウエイト」を継続し、目標株価を7700円から8600円へ引き上げたことが好材料視された。同証券では、自動化、脱炭素、生産拠点再編で堅調な受注が続くほか、価格転嫁、受注採算改善による利益率上昇が見込めると評価。また、為替前提を1ドル=120円から130円へ、1ユーロ=130円から135円へ修正したことや、販管費や物流費・部材費の増加をより強く想定し、23年3月期の営業利益予想を242億円から265億円へ、24年3月期を同321億円から322億円へ引き上げた。

オリンパス <7733>  3,033円 (+74円、+2.5%)

 オリンパス <7733> [東証P]が3日ぶりに反発。前日29日は全体乱調相場に引きずられ下値を試す展開を強いられたが、30日は一転して寄り付きカイ気配でスタートする人気となり3000円台を回復した。29日取引終了後、同社の科学事業子会社エビデントの全株式を米ベインキャピタルに売却することを発表(売却金額は約4276億円)しておりこれがポジティブサプライズとなった。同社は主力の消化器内視鏡など医療分野に経営資源を集中する方針にあり、株価を強く刺激する格好となった。

リコー <7752>  1,109円 (+26円、+2.4%)

 リコー <7752> [東証P]が反発。全体相場の地合い改善が追い風となったもよう。また、同社は30日、国内のmRNA医薬品の創薬市場の活性化に向けて「リコー バイオメディカル スタートアップ ファンド」を9月に設立し、 創薬事業を行う国内スタートアップ企業の研究開発を支援すると発表している。同社は、mRNA医薬品のCDMO(医薬品受託製造)事業を行う米エリクサジェン・サイエンティフィック(eSci)の子会社化を7月末に完了し、eSciの事業を生産工程の自動化技術や生産管理ノウハウで支援することで、mRNAを用いた創薬事業の規模拡大を図っている。このeSci子会社化によるmRNAを用いた創薬体制の整備に続き、同ファンドの設立により創薬スタートアップ企業の支援を通じた国内創薬基盤の構築を進めるとしている。

三井不 <8801>  2,863.5円 (+65円、+2.3%)

 三井不動産 <8801> [東証P]が反発。大和証券は29日、同社株のレーティングを「2」から「1」に引き上げた。目標株価は3410円(従来3270円)に見直した。同証券では、米国の新築ビルの利益寄与などを見込み23年3月期の連結営業利益を2968億円から3012億円(会社予想3000億円)に上方修正した。第2四半期以降の東京ドームの営業黒字化も見込んだ。24年3月期の同利益は3325億円(今期推定比10.4%増)と2ケタ増益を予想。同社はホテル、リゾート事業が比較的大きいため、今後のリオープニング期待などで株価は見直される可能性もある、とみている。

レーザーテク <6920>  19,500円 (+430円、+2.3%)

 レーザーテック <6920> [東証P]が反発。前日29日は1000円超の下落でサポートラインとなっていた25日移動平均線をマドを開けて下抜け、一時1万9000円ちょうどまで売られる場面があったが、30日は下げ過ぎ是正をにらんだ押し目買いも観測された。前日29日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに続落し、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も下値模索の動きを続けた。大手半導体メーカーに設備投資抑制の動きが見え始めるなか、半導体製造装置業界の先行き不透明感も意識されているが、主力銘柄の株価面では前倒しで織り込みが進んでいるとの見方もある。そのなか同社株は、強弱観対立のなかも信用取引を活用した個人投資家の買いがここ再び増勢基調にあり、半導体関連のシンボルストックとして足もとの株価動向に注目度が高い。

古河機金 <5715>  1,283円 (+27円、+2.2%)

 古河機械金属 <5715> [東証P]が反発。29日の取引終了後、上限を85万株(発行済み株数の2.19%)、または10億6760万円とする自社株を30日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得すると発表しており、これが好感された。資本効率の向上を図り、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。

SBG <9984>  5,588円 (+92円、+1.7%)

 ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が反発。前日29日は日経平均株価が急落するなか先物主導のインデックス売りを浴びて大きく株価水準を切り下げたが、30日は先物絡みでその買い戻し圧力が働いているほか、5500円近辺は値ごろ感からの実需買いも観測された。ナスダック市場との株価連動性もひと頃よりは低まっているようだ。信用買い残の整理が進捗しており、8月19日申し込み現在で800万株を下回ってきた。一方で売り残は増加基調にあり、530万株台まで増えて信用倍率は1.5倍まで改善していることで、株式需給面からは下支え効果をもたらした。

ルネサス <6723>  1,323円 (+19円、+1.5%)

 ルネサスエレクトロニクス <6723> [東証P]が反発。同社は30日、xEV(電動車)向けのインバータ用パワー半導体 として、新世代のSi(シリコン)IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)を開発し、第1弾となる750V耐圧・300A品のサンプル出荷を開始したと発表しており、これが好感された。新製品は、現行の量産プロセス製品に比べて、電力の損失を約10%改善したほか、壊れにくさ(破壊耐量)を維持したまま約10%の小型化を実現したのが特徴。損失の低減と壊れにくさはトレードオフの関係にあるため、これを同時に実現したことにより、IGBTとして業界最高レベルの性能を発揮するとしている。量産は23年上期に那珂工場の200ミリメートル及び300ミリメートルラインで開始する予定で、更に24年上期以降、新設するパワー半導体の専用工場である甲府工場の300ミリメートルラインでも順次量産を開始し安定供給を実現する。

※30日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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