ハウテレ、前期経常を12倍上方修正・2期ぶり最高益更新へ

　ハウテレビジョン <7064> [東証Ｍ] が2月14日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年1月期の経常損益(非連結)を従来予想の700万円の黒字→8300万円の黒字(前の期は2億1800万円の赤字)に12倍上方修正し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の経常損益も従来予想の1000万円の黒字→8600万円の黒字(前年同期は1億7500万円の赤字)に8.6倍増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社はキャリアプラットフォーム事業（新卒・中途）を運営していますが、売上高の約8割を新卒領域が占め、大学生会員の就職活動が活発化する時期に売上計上が偏る特徴があります。当事業年度は、2023年卒会員の活動が2022年卒から変化し、夏期より冬期に集中した結果、売上計上が遅延し、前年度実績を上回りましたが、前回発表予想に対しては下回る見込みとなりました。　営業利益・経常利益・当期純利益については、全社として黒字化達成を掲げ、利益率の高い商材への注力及び経費節減策の奏功により、前回発表予想を大幅に上回る見込みとなりました。　以上の状況により、通期業績予想を修正するものであります。　なお上記の予想は、現時点で入手可能な情報及び合理的と判断する一定の前提に基づき算定したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により異なる結果となる可能性があります。