成長投資に伴うコスト負担を売上伸長で吸収し、5四半期ぶりに黒字転換した。第2四半期の売上高は過去最高となる3.4億円を達成し、「外資就活ドットコム」(前年同期比36%増)、「Liiga」(同55%増)ともに高成長を継続している。
前年度に実施した戦略的な投資を踏まえ、既存事業であるキャリアプラットフォーム事業では、新卒学生をターゲットとしたキャリアプラットフォーム「外資就活ドットコム」、第2新卒市場を中心に若手ハイクラス層をターゲットとしたリクルーティング・プラットフォーム「Liiga」の安定的な高成長を継続していくことで成長性を促進するとしている。さらに、新規CtoCサービスとして、個人と個人の知見の取引の場としての「知見共有プラットフォーム事業」を立ち上げ、中期的な収益の積み上げを計画している。当第2四半期累計期間においては、既存のキャリアプラットフォーム事業において事業ドメインを拡大する「西海岸プロジェクト」に取り組み、登録会員に対してより多くの魅力的な職種を提示できる仕組み作りを行ってきた。新規CtoCサービスに関しては、精力的に開発を進めており、ユーザー同士で知恵を提供し合い「能力開花」を可能にするスキルシェアリングサービスとして「Liiga Marche(リーガ・マルシェ)」をリリースした。
当第2四半期累計期間における「外資就活ドットコム」の複数卒年会員の累計数は78,936人(前年同期比4,504人減)、累計送客数は686,209人(同390人減)、MAU(Monthly Active User)数は32,456人(同10,062人減)となった。微減の背景として、今夏より就職活動を開始した2023年卒学生の行動パターンが、コロナ第一波の影響を受けて早期化した2022年卒学生とは変化しているためとしている。また、「Liiga」の当第2四半期末における登録会員数は62,124人(前期末比6,496人増)、当第2四半期におけるMAU数は6,652人(前年同期比656人増)、マッチング数は3,305人(同309人増)となった。
2022年1月期通期の業績予想については、売上高が前期比49.9%増の13.01億円、営業利益が0.10億円、経常利益が0.07億円、当期純利益が0.02億円とする期初計画を据え置いている。
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