テノ．ＨＤ、今期経常を一転60％減益に下方修正

　テノ．ホールディングス <7037> [東証Ｐ] が10月21日大引け後(18:30)に業績修正を発表。22年12月期の連結経常利益を従来予想の4億5900万円→1億8200万円(前期は4億5500万円)に60.3％下方修正し、一転して60.0％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3億7300万円→9600万円(前年同期は1億6900万円)に74.3％減額し、一転して43.2％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　２．修正の理由　2022 年 12 月期の通期連結業績予想につきましては、第3四半期の月次進捗、新型コロナウイルス感染症による影響および開示させていただいております今期に計上される M&A 関連費用等の発生を踏まえ、着地見込みを精査した結果、業績予想の修正が必要と判断したため前回発表した業績予想の修正を行うものであります。　新型コロナウイルス感染症の影響によって、第3四半期も休園を余儀なくされた施設が想定を上回ったこと等に起因し、受託保育事業における運営施設では稼働状況が減少しました。また、公的保育事業おける運営施設においても入所児童数が同四半期以降において少ない人数で推移している状況であります。以上のことから売上高につきましては、当初想定を下回る見込みです。　利益面に関しては、売上原価及び販売管理費の縮減に努めたものの、売上高減少と M&A 関連費用の発生により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は当初予想を下回る見込みです。以上の状況を考慮して、前回発表した業績予想の修正を行うことといたしました。３．配当予想　　配当予想の変更はございません。