【テクニカルに妙味】
積層セラミックコンデンサーを中心に、各種電子部品を製造。主要顧客にアップルやサムスン電子などがあり世界トップの実力は他社の追随を許さない。コンデンサーや超音波センサーは自動車向けが好調で今後ますます期待がかかる分野。
【保守的な業績予想は上振れ余地あり】
自動車の電装化やIoT(モノのインターネット)に絡んだ幅広い電子部品需要が膨らみ、2018年3月期会社予想は1ドル108円・1ユーロ115円を前提に増収、増益の見通し。さらに、為替前提は実勢レートよりも円高で保守的な為、今後は業績の上振れ期待が株価の押し上げ要因となろう。
【パワー半導体に注目】
3月中旬に小電力パワー半導体を設計・販売する米アークティックサンドテクノロジーズの買収を発表。スマホ依存からの脱却に期待がかかる。
【テクニカルに妙味】
一目均衡表の日足チャートは6/20に三役好転し短期上昇波動が出現する。足元では5日線がサポートし、直近高値の17740円を抜けると上値追いに拍車がかかると思われる。
村田製作所(6981)[東証1部]
株価:17365円
業種:電気機器
単元株数:100株
PER:22.48倍
PBR: 2.72倍