東証プライムの騰落銘柄は、値上がり数が1700を超えており、全体の9割を超える全面高商状となった。セクターでは鉱業を除く32業種が上昇しており、証券商品先物、その他金融の上昇率が4%を超えたほか、不動産、銀行、輸送用機器、空運の強さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテ<6857>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、トヨタ<7203>、KDDI<9433>が堅調。一方で、太陽誘電<6976>、リクルートHD<6098>、JT<2914>がさえなかった。
日経平均は前日までの下げでボリンジャーバンドの-3σを割り込んできたこともあり、売られ過ぎが意識されやすいなか、米国市場の上昇の流れから自律反発となった。前場の段階で一巡感もみられていたが、後場に入り一段高で節目の31000円を回復したことは安心感につながっただろう。ただし、直近の下落幅が大きかったこともあり、本日の500円超の反発においても、前日の下落部分を埋めることはできなかった。買戻しを急がせるところまでの上昇とはならなかったことから、底入れ感はなさそうだ。
明日は3連休前で積極的な売買は手控えられやすいほか、米雇用統計の発表を控えるなか、日経平均は31000円を挟んでのこう着になりそうだ。また、本日はマザーズ指数が3%を超える上昇で前日の下落部分を吸収した。8月半ばの安値708.22辺りが抵抗線として意識されやすく、同水準を上回ってくるようだと、中小型株での自律反発狙いの動きが強まりそうである。
<CS>
この銘柄の最新ニュース
太陽誘電のニュース一覧- 日経平均は反発、クリスマス休暇本格化で商い閑散 今日 16:00
- 後場に注目すべき3つのポイント~クリスマス休暇で商い閑散続く 今日 12:47
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は小幅に続落、コナミGが1銘柄で約8円分押し下げ 今日 12:37
- 日経平均は続落、クリスマス休暇で商い閑散続く 今日 12:10
- 前場に注目すべき3つのポイント~短期的な資金による売買が中心~ 今日 08:48
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
太陽誘電の取引履歴を振り返りませんか?
太陽誘電の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。