シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではトランプ大統領の発言に振らされやすい状況が続いているが、対中関税の引き下げを検討しているとの報道を受けた中国政府の反応が注目されそうだ。中国政府が協議再開に向けた姿勢を示してくるようだと、これを好感する形で売り方の買い戻しの動きが強まりやすいと考えられる。
米中貿易摩擦の影響が警戒されていたハイテク株などの上昇が意識されるなかで、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が強い動きをみせてくるようだと、日経平均株価を押し上げてくる可能性はあるだろう。一方で、リスク回避姿勢や円高を受けて買われていた内需系の一角には利益確定の動きに向かわせそうだ。米国では取引終了後に決算を発表した半導体のテキサス・インスツルメンツが、予想を上回る内容だったことが好感されて時間外取引で買われている。
国内では引け後に決算を発表したファナック<6954>がPTS(私設取引)、ADR(米預託証券)で3%超の上昇だったことも材料視されそうである。ゴールデンウイークを控えて積極的な売買は手控えられるだろうが、調整が続いていた銘柄に対する押し目狙いのスタンスに向かわせよう。日経平均株価は35000円回復から、4月3日の下落局面で空けたマド(35044.73円~35426.33円)埋めが意識されてきそうだ。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
ファナックのニュース一覧- 週間ランキング【業種別 騰落率】 (12月19日) 今日 08:30
- [PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇196銘柄・下落92銘柄(東証終値比) 2025/12/19
- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は反発、ソフトバンクGやアドバンテストが2銘柄で約302円分押し上げ 2025/12/19
- 【↑】日経平均 大引け| 反発、日銀利上げ発表も円安に振れ買い優勢 (12月19日) 2025/12/19
- 日経平均は反発、買い一巡後は49600円付近で横ばい推移 2025/12/19
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
ファナックの取引履歴を振り返りませんか?
ファナックの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。