日本アビオ、前期経常を赤字拡大に下方修正

　日本アビオニクス <6946> [東証２] が4月10日大引け後(16:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常損益を従来予想の8000万円の赤字→1億6000万円の赤字(前の期は7億6400万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想のトントン→2000万円の黒字(前の期は6億0600万円の黒字)に上方修正した。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5億4600万円の黒字→4億6600万円の黒字(前年同期は2億3600万円の赤字)に14.7％減額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　２０１９年３月期連結業績につきましては、売上高は、商談延期や計上時期ずれの発生等により、情報システムおよび電子機器ともに前回予想を下回る見込みとなりました。営業利益および経常利益は、諸経費削減に努めたものの、売上減に伴う粗利益の減少により、前回予想を下回る見込みとなりました。　親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、課税所得の減少に伴い法人税等が減少し、概ね前回どおりの見込みとなりました。（注）上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しており、実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。