菊水電子、今期経常を3.6倍上方修正

　菊水電子工業 <6912> [ＪＱ] が2月25日大引け後(17:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の1.3億円→4.7億円(前期は6.6億円)に3.6倍上方修正し、減益率が80.3％減→28.8％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.6億円→5億円(前年同期は4.3億円)に3.0倍増額し、一転して17.9％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により先行き不透明な状況にあるものの、当社グループの重点市場である航空宇宙、電池、自動車のＣＡＳＥ（コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化）、サーバー・ＩＣＴ（情報通信技術）関連市場並びに半導体関連市場の他、一部の市場では業績回復基調が見られ、想定を上回る需要の増加により、前回予想を上回る見込みとなりました。　損益面につきましても、売上高の増加により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益とも前回予想を上回る見込みとなりました。　※　本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的と判断　　する一定の前提に基づいており、実際の業績等はさまざまな要因により大きく異なる可能性があります。